今年は初めて通行量調査も行ないました。
普段の日の歩行者通行量と、「みとのまちハロウィン」開催日の歩行者通行量の違いを初めて数字で確かめることができるのです。今までは「今年は人手が多かったね」「昨年よりも歩行者が多いね」とか「5時くらいが来街者のピークだね」などなど、感覚的な歩行者通行量しかわからない漠然としたものでした。それを今年は数字で確かめることにしたのです。歩行者通行量については後日、別の機会に発表します。
今 回、歩行者通行量調査を担当していただいたのは、岐阜聖徳学園大学 経済情報学部 河野公洋教授のゼミ生です。いつも美殿町ホームページや、インターネットショッピングモール「ぎふ楽市楽座」でお世話になっている学生達です。「みとのまちハロウィン」開催前の調査風景
そして「みとのまちハロウィン」開催時間中の調査風景。
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調査員も仮装して歩行者通行量をカウントします。今回はスターウォーズに登場した「ジャバ星人」です。以前四代目が着用した仮装なんですが、衣装が大きす ぎて背が低い四代目が着るととてもかっこ悪かったのです。ところが今回着用した田淵君は身長175cm前後あるので、仮装衣装の大きさがジャストフイット です。だからジャバ星人になりきって、歩行者通行量をカウントしていました。さらに徐々に仮装に目覚めたのか、コスプレを楽しんでいました。
昨年、来場者が多く、歩道・車道を仮装した人であふれかえっていました。そこで昨年の反省を基に、歩道のアチコチに「ほどうをあるいてください」のサインボードを設置しました。興味が引くようにすこし怖い額絵を飾ったのでした。
昨年の開催後の反省で、美殿町通りは通行止になっていないが、来場者が美殿町にあふれかえり、歩行者天国状態になって危ないとの意見が多数ありました。そ こで今年は開催前に岐阜中警察署 交通課に事前に相談に行ったのです。状況を写真を見せて説明したのですが回答は「一時歩行者が多くなるからといって通行止にすることはできない」とのこと でした。
素人目にも危険な状態になっているので、当日2時間ほど美殿町を通行止にできないか、通行止にできない場合はなにか危険を回避できる方法はないかを聞きま したが、歩道・車道を占有してイベントを行なうのではなく、歩行者が一時期増えるということでは通行止に出来ないとの回答は変りませんでした。そのため美殿町としては警備員を2名配置し、ボランティア10名ほどに歩道を歩くようにアナウンスして対処することにしました。
そして岐阜中警察署 交通課には、当日の状況を直ぐ近くの神田町派出所のおまわりさんに見に来てもらい、来年開催時には危険を回避するための通行止を含めた解決策を見出すよう にお願いしたのでした。
今年のハロウィンは、3時から6時までの3時間に約6,000人の仮装した子供・大人が美殿町通りを行き交い、歩行者天国状態になってしまいました。しか し交通事故などの事態は一切おこらず、安全にイベントを終了できたのでした。
夜7時を過ぎても「みとのまちハロウィン」の余韻は続き、遅くまで仮装した人達が美殿町にたたずんでいました。
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