ある日、かわいいおにぎり入れケースが宅配便で届いた。
何かなぁーと思ってケースの中を確認すると・・・・、
破損した丁番、蝶番、ヒンジが入っていた。
食器戸棚や書棚の扉についているおなじみの金具です。
RABBITの刻印がありました。
さらに家具本体側に取り付ける楕円形の金具部位の裏側には「15-20」の刻印がありました。
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金具の色は1年ほど前までは現存していた「仙徳色」と呼ばれるゴールドっぽい色でした。 RABBIT刻印の「15-20」サイズの金具は現存しているのですが、金具の色は「こげ茶」色、通称GB(ジャーマンブロンズ)色のみとなっています。
「仙徳色」は残念ながらすでに生産中止で、RABBIT刻印の金具では現存していません。ただしRABBIT以外の工場の金具であれば「仙徳色(ゴールド色)」はあります。どうしてもゴールド色がご希望の場合は安田屋家具店にご相談ください。在庫もございますのでお送りさせていただきます。
早速お客様にご連絡して、金具の色はこげ茶色に変更となるが、同じ金具は在庫があることをお伝えした。 さらに念のため扉にあいている穴の長さをお客様に確認してもらった。
というのも、20年以上前の金具の場合、同じRABBIT刻印の金具でも金具の円形部分の長さが短いものがあるためである。 現存している金具の場合、扉にあいている穴の長さは、穴の先端から扉の端までが27mmとなっている。
ところが20年以上前の金具の場合、24mmと3mm短い金具がたまにあるので、確認する必要があるのです。
なぜなら、「15-20」サイズの丁番の場合、旧タイプの24mmという短い金具は現存していないので、扉の穴を3mmほど彫り広げる作業が必要となるからです。
たかが3mmですが、電動工具の「電動トリマー」があれば1穴数秒で彫り広げられますが、ノミや彫刻刀などを使っての手動で作業する場合はかなり時間と手間がかかるものとなってしまいます。
お客様に確認すると27mmとのこと。
よかった、よかった。
破損した金具とネジ穴位置もほとんど同じなので、女性でも簡単に丁番金具の取替えができます。それを聞いてお客様もお慶びになられました。
目出度し目出度し。
食器戸棚や書棚の扉に取り付けてある丁番、蝶番金具が破損した場合は、まず金具の裏側を確認してください。多くの金具の場合数字が4つ刻印されています。今回の場合は「1520」でした。その数字4つの刻印が金具のサイズとなります。
何も刻印されていない場合は、安田屋家具店にご相談ください。
食器戸棚や書棚の扉の丁番金具は、365日24時間いつでもご注文いただけるとっても便利な安田屋家具店ネットショップYasuday-BASE店へ今すぐご来店ください。きっとお探しの金具が見つかるはずです。
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