TOPページ »家具リフォーム・修理 » この記事

飛騨産業No.717椅子 修理前

約30年前にご購入された飛騨・高山に工場がある「飛騨産業」が製作したダイニングチェアーNo.717の修理依頼がありました。長年の使用により木部の接合箇所が全て外れてしまい、グラグラになっています。

背中の背棒が2本折れてしまっています。
折れてしまった背棒2本は新しく作らなければなりません。

接合部は完全に外れてしまっています。

飛騨産業のトレードマーク「キツツキ」マークがちゃんと張ってあります。

桟木と後脚との接合部分です。

背棒は全て外れてしまっています。

背棒2本は根元から折れてしまっています。

飛騨産業に修理見積をしたところ、本体木部の組み直し修理費用が税込10,000円背棒新規製作が1本税込3,000円。今回の修理内容だと税込合計16,000円です。別途飛騨・高山の工場までの片道運賃が必要となります。安田屋家具店からだと運賃は約2,000円前後でしょう。したがって税込合計18,000円となります。

安田屋家具店の職人に見せたところ、たまたま同じような背棒スタイルの食堂椅子で廃棄するのがあるので、若干太さは違うけれどその背棒を使用すれば、組み直しと塗装塗り直しを含めて税込9,000円で修理可能との答えでした。飛騨産業の修理価格の半分です。お客様にお伝えしたところ、愛着がある椅子なのでどうしても修理したいけれども修理費用が高ければ買い替えも考えておられたので税込9,000円の修理費用にご納得いただけました。背棒の若干の違いはあまり見た目の違いもないことをご説明いたしました。

今回はたまたま代替できる背棒があったのでラッキーでした。
もしなかったとしても飛騨産業の工場へ送る運賃を考えると、地元の家具屋さんで修理できれば修理した方が格段に安いですね。ただ問題は最近街の家具屋さんが閉店・廃業で減ってきたこと、さらには修理するよりも買換えを促す店が多いので、修理してもらえる家具屋さんを見つけることが大変そうですね。家具に限らず、どんな業種であっても今の世の中、なじみの店を持つことが、結果として安い買い物となる世の中になったような気がします。

明日は修理後の仕上がり具合をご覧下さい。

8月 13, 2010 · Posted in 家具リフォーム・修理, 椅子張替え  
    

Comments

Leave a Reply