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又七 16×15 刻印丁番

Y様から四代目も初めて聞く名前の金具についてのご相談がありました。金具に「又七」「16×15」「2」の刻印があるそうです。現物を見ないとどんな金具なのかまったく想像ができませんので、破損金具の写真を送ってもらった。

Y様からのご相談
初めてお問い合わせさせていただきます。
古い収納家具のアングル丁番について、知り合いの方から探せないかと相談がありました。刻印には【又七】【16×15】【2】とありました。こちらの製品は現存しているのでしょうか?

お手数をお掛け致しますが、ご確認宜しくお願い致します。

「又七」の刻印は初めて見ますが、金具形状を見ると過去に何度も代替金具で取替えた「HG613-5」刻印がある金具事例と同じ形状の金具でした。

安田屋家具店からの返信
かなり古い金具です。
残念ながら破損金具と全く同じ金具は現存していません。「又七」なる工場もすでに現存していません。

金具に「16×15」の刻印があれば、金具サイズは「16×15」ですので、他工場の現在の金具で代替えが可能です。ただ刻印の数字が正しいのかが不明ですので、添付資料の(A)と(B)のサイズを確認ください。

(A)は扉にあいている円形溝にはめ入れる金具部分です。(B)は家具本体側に取付ける金具部分です。「16×15」が正しければ(A)は16mm、(B)は15mmとなります。

次に現在の金具と破損金具とでは扉側に金具を取付けるネジ位置が異なります。破損金具は金具円形部分にツバのような形状があり、そこのネジ穴3か所でネジ止めを行うようになっています。そのためネジ位置が扉にあいている円形溝の外側となります。

代替金具はツバのような形状が無く、金具円形部分の3か所でネジ止めを行うようになっています。そのためネジ位置は扉の円形溝の内側となります。

また扉にあいている円形溝にはめ入れる金具円形部分のサイズが異なります。過去の取替事例から破損金具は恐らく金具円形部分の直径(C)30mm、長さ(D)21mmではないかと思います。

代替金具は直径35mm、長さ24mmとなります。

そのため扉にあいている円形溝を代替金具がはめ入れられるように彫り広げる作業が必用です。円形溝が彫り広げられないと代替金具の取付が出来ません。

電動ルーターなどの工具があれば簡単にできますが、ない場合は手彫りは大変なので、建具店などの専門店に穴を彫り広げてもらうようにする方法となります。

また破損金具と同様の金具を実店舗で取替えた事がありますが、金具の厚みも代替金具と異なる場合がありますので、扉にあいている円形溝の深さを計測してお知らせください。

よくわからない場合は、破損金具の現物を安田屋家具店に送付ください。当店にて確認してご提案させていただくこともできます。お気軽にご利用ください。

金具サイズが16×15であれば、日本製金具で代替えができます。金具の色は「こげ茶色」のみとなります。

金具は1個税込み850円です。送料が別途必要となります。

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5月 5, 2022 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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