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HAKURYU(白龍)刻印丁番の代替

先日ご紹介した「HAKURYU(白龍)」刻印のスライド丁番の代替金具がわかりましたのでご案内します。

この破損した「HAKURYU(白龍)」刻印のスライド丁番は、かなり以前に工場が廃業したので現存しない金具となります。そしてこれが代替金具となります。まずはスライド丁番本体です。扉にあいている円形溝にはめ入れる金具カップ径は35mm。扉開閉角度100度、全カブセタイプとなります。

受座金具の代替品はコチラです。

破損した「HAKURYU(白龍)」刻印のスライド丁番と代替金具との違いは、スライド丁番本体と受座金具との接合方法になります。「HAKURYU(白龍)」刻印のスライド丁番はネジ止めによる接合方法です。

代替金具の接合方法は、ネジ止めではなく、金具同士がワンタッチで接合できる構造となっています。

今回の岐阜市内のお客様からは、金具取替修理を出張して行ってほしいとの希望でした。扉1枚分4個の取替なので、四代目が職人として出張修理に行くことにしました。そのためより簡単に短時間で作業できるように、家具本体側板に取付ける受座金具は4か所のネジ止めタイプにしました。

この受座金具ですと、スライド丁番本体に事前に接合した状態で取替作業ができるからです。

金具の準備が整いましたので、お客様宅に訪問です。

取替作業手順ですが、女性一人でも簡単にできる方法をご案内します。ただし破損していない古い金具が2個残っている場合の方法となります。全ての金具が破損した場合は、この方法はできませんのでご了承ください。

まず破損していない古い金具を最低2個用意します。中央部の古い金具は取外して、新しい代替金具を取付けておきます。

古い金具

古い金具

金具を外した状態

扉最上段と最下段に古い金具を取付けます。そして扉を家具本体に取付けます。古い金具同士なので、ネジ穴は同じ位置のため簡単に取り付けできます。

古い金具2個を使用して、扉が家具本体に取付いた状態にします。そして家具台輪と扉下部との間に厚さ1~2mmほどの厚紙または合板を敷きます。この厚紙または合板の上に扉がのっている状態にします。

この手順は、古い金具を使用して家具本体に扉を取付けた場合、扉が少し下がっている状態になっています。そのためこのまま新しい代替金具に取替えると、金具を取替えた後、扉と台輪とが擦れてしまう場合があるため、それを防ぐために扉と台輪との間に1~2mmの隙間を生じさせためです。

扉を90度開いた状態にして、中央部に取付けた新しい代替金具の受座金具を家具本体側板に押し付けます。この時、受座金具と家具本体側板の間にすき間が生じないよう密着させます。密着した状態で受座金具の4か所のネジ留めを行います。

次に最下段の古い金具を取外し、新しい代替金具に付け替えた後、先ほどと同じようにして受座金具を家具本体側板に取付けます。次に最上段の金具も同様にして取替えます。

全ての金具を取替えたら、扉開閉具合を確認します。扉の建付けがくるっていると開閉時に支障が生じますので、スライド丁番本体に付いている2ヶ所の調整ネジで扉の水平垂直を調整します。

理屈がわかっていると難しくないのですが、初めてやる人にとっては、調整すればするほど悪くなってしまう場合がありますのでご注意ください。

今回ご紹介した「HAKURYU(白龍)」刻印の代替金具は、スライド丁番本体と受座金具とのセットで、1個税込み1,000円です。送料が別途必要です。オンラインショップでの取扱はありませんので、代替金具が必要な場合はメールなどでご連絡ください。直ぐにご用意します。

「HAKURYU(白龍)」刻印の丁番が破損した場合、多くは今回ご紹介した代替金具で大丈夫ですが、不安な場合は破損した金具の現物を安田屋家具店に送ってください。現物を確認して、代替金具をご提案させていただきます。お気軽にどうぞ。

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6月 20, 2023 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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