安田屋家具店

S様からのお問い合わせ
実家の古いクローゼットドアの蝶番を探しています。安田屋家具店ホームページを拝見すると生産中止で後継品にて違うネジ配置で止め直すしかないのかなと思いますが正しいでしょうか？

ざっと測ると片側4つのネジ穴配置ピッチは水平方向20mm、鉛直方向25mmと45mm位でした。1組に蝶番を3個、縦に配置していて、4組ある中で計5つが旋回軸周りで破損しています。

出来れば1つサンプルにて取付確認したいです。写真も何枚か撮ってきたので、メール頂ければお送り出来ます。宜しくお願い致します。

安田屋家具店からの返信
当店にS様宅の破損金具と同じ金具が資料として保管してありましたのでネジ位置などのサイズを確認しました。

この破損金具は第三世代の古い金具です。すでに生産終了していて現存しない金具となります。以前、業者さんが取り換えられた金具は、第四世代の金具で取替えられています。この金具もすでに生産終了していて現存しない金具です。

破損金具と同じ工場が、第二、第三、第四世代と機能性と耐久性を向上させた後継金具を生産し続けています。現在は第五世代の金具となっています。

最新金具とそれ以前の古い金具との違いは、金具取付ネジ位置です。古い金具は扉に彫られた金具をはめ入れる円形溝の内側が取付ネジ位置となっていますが、最新金具では円形溝の外側部分に取付ネジ位置となっています。写真の赤丸部分が新しいネジ位置となります。

通常この新しいネジ位置の扉内部には必ず芯材が入っている箇所なので、ネジは確実に効くものと考えます。扉にあいている円形溝にはめ入れる金具裏側の円形部のサイズは同じなので、簡単に取替えができます。

破損金具と同じ円形溝の内側が取付ネジ位置となっている金具は残念ながら現存しません。新しいネジ位置への取付となります。

金具は１個税込み600円です。送料が全国一律クリックポスト200円が別途必要です。取付ネジが8本付属します。(2023年11月時点)