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「HAKURYU」刻印の丁番

K様から「HAKURYU」刻印の破損した丁番が送られてきた。「HAKURYU」刻印の金具としては初めて見る金具である。

安田屋家具店からの返信
当店でも初めて見る「HAKURYU」刻印の金具です。 形状からかなり古い金具だと考えます。

「白龍」「HAKURYU」刻印の金具は、かなり以前に工場が廃業しているため、まったく同じ金具は現存しません。 代替金具を探したところ、金具問屋から形状が同じ金具が残っているとの連絡があり確認しました。

 「直付丁番」と呼ばれる金具です。 現在主流の「スライド丁番」のような形状ですが、丁番本体と受座金具が分離しない一体型の丁番となります。金具問屋に残っていた金具と比較したところ、カップ径(扉にあいている円形溝にはめ入れる金具円形部分の直径)が異なっていました。 破損金具のカップ径は「35mm」。 金具問屋に残っていた金具のカップ径は「30mm」です。

破損金具よりもカップ径が小さいので取付ができません。またカブセサイズが破損金具は「約10mm」、金具問屋に残っていた金具は「約5mm」異なるので、いずれにしても代替はできないことがわかりました。

代替金具も含めて取替用の金具が現存しないので、修理方法としては現在主流の「スライド丁番」に取替える作業となります。(添付写真7枚目)その場合、扉にあいている円形溝の位置を変更する木工作業が必要となります。

T様からの返信
以前、金具が取替えられた箇所がありました。ご連絡いただいた「スライド丁番」に取替えたようです。

安田屋家具店からの返信
写真確認しました。
以前にこの金具で取替えられた時に、扉にあいている円形溝を彫り直すことなく、現状の溝をそのまま使用して取付けられていて、扉の開閉に支障が生じていなければ、修理は比較的簡単にできると考えます。

「LAMP」刻印がありますので、現存する金具工場の金具です。全く同じか、または同じ工場の金具で代替金具があると思います。

ただ写真からでは金具を特定することができません。丁番本体と家具本体側に取付けてある受座金具とのセット現物を送って頂ければ、確認して取替用の金具をご提案できると思います。取替えられた丁番は全て同じ形状の金具か確認ください。つづく

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