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続 飛騨産業ベビーチェアー修理

先日お預かりした両後脚が折れてしまった飛騨産業の「No.737 ピレネー」ベビーチェアーの修理が、予定よりも早く1か月程度で新品同様になって戻ってきた。今回は新しい後脚棒が必要なため、現在も同じベビーチェアーを作っている飛騨高山の飛騨産業の修理工場にて行った。

ものの無残な状態になっていたベビーチェアーが…、

新しく取り換えた両後脚と、取替えなかった古いままの両前脚の脚棒との違いはほとんどなかった。同じような色に塗装が施されていた。また後脚の木部の材質も折れる前の材質と同じ「ブナ材」でわざわざ作ってくれています。さすがです。

修理前のベビーチェアーの木部の材質は「ブナ材」でした。現在はより堅い材質となる「ホワイトオーク材」に代わっていますので、見た目の木部の表情が変わっています。個人的には昔の「ブナ材」の表情の方がやさしい感じのベビーチェアーで好きです。

抜けてしまっていた肘部分の接合もしっかりと取付けてあります。

これでまた何十年とご使用いただけます。
今回の修理費用は、後脚2本の取替を含め税込み40,000円と、別途高山のの合計43,000円です。

お客様が購入された1996年当時の材質は「ブナ材」で、価格は税別14,300円でした。2025年現在の材質は「ホワイトオーク材」に替り、価格は1脚税込71,500円になっています。買い替えるよりも修理の方が安価ですね。

今回のような修理に関してのご相談は、お気軽に安田屋家具店にお問い合わせください。

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3月 31, 2025 · Posted in その他の家具修理  
    

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