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Noema刻印の食器戸棚丁番

I様からのお問合せ
観音開き食器棚の蝶番
平成2年頃に購入した食器棚の右開き側一番上の蝶番が壊れています。 同じ蝶番があればお願い致します。

安田屋家具店からの返信
この金具です。「直付丁番」と呼ばれていました。

金具に「Noema」刻印を確認しました。

この金具はかなり古い金具で、すでに生産終了していて現存しない金具です。生産していた当時は「15mmカブセ」「10mmカブセ」「5mmカブセ」の3種類ありました。

現在主流の「スライド丁番」と異なり、扉側に取付ける部位と家具本体側に取付ける部位が一体となっている金具です。(ちなみにスライド丁番は、丁番本体と家具本体側に取付ける受座金具とが分離するようになっています)

生産終了後、金型を譲り受けた別の工場が、金型を中国に送り「Noema」刻印を消したノーブランド品を生産していました。10年ほど前にその生産も終了しました。終了時に四代目が工場に再生産を依頼し続けましたが、金型が古くなったことが生産終了の理由で、金型を作り直すことが費用的にもできないとの返答でした。

代替金具も10年ほど前に現存しない金具となりました。代替金具を販売していた当時の資料です。

ただ、なんとなんと、安田屋家具店に同じ金具の「カブセサイズ10mm」×1個と「カブセサイズ5mm」×3個の代替品が残っています。金具サイズが同じであれば使用できますので、下記部分のサイズを確認ください。 

まず扉に金具円形部分をはめ入れる円形溝が彫られています。その溝の直径は30mm、深さは11mmでしょうか。金具円形部分の直径は30mmでしょうか。

金具を折りたたんだ時に、家具本体側に取付ける部分の金具の厚みの下から金具円形部分までの長さが「6mm」ですか。

または「1mm」ですか。

金具を横から見た時の形状は、添付写真の「10mmカブセ」に似ていますか。

または「5mmカブセ」に似ていますか。

安田屋家具店には2026年2月現在、「カブセサイズ10mm」×1個、「カブセサイズ5mm」×3個在庫があります。サイズが同じで、必要数量が合致することを祈ります。

お客様自身での判断が難しい場合は、金具現物を安田屋家具店にお送りください。四代目が実物を確認してご案内いたします。

金具サイズか異なっていたり、必要数量が不足する場合は、現在主流となっている「スライド丁番」へ取替える修理となります。

その場合、扉にあいている円形溝のサイズ、位置を変更する加工が必要となり、簡単に金具を取替えることができません。そのためご自宅界隈の「家具修理店」「家具店」「建具店」に丁番取替を依頼されることをお勧めします。

お役に立つ情報であれば幸いです。
当店在庫の金具と同じであることを願います。

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