レトロなデザインの下駄箱をお探しに美殿町の実店舗「安田屋家具店」にご来店いただいた。店内の英国アンティーク家具をご覧いただいたり、アンティークなデザイン家具の資料をご覧いただいたが、いまひとつお客様のイメージされる家具ではなかった。

和風なデザインで、昭和レトロな雰囲気の下駄箱を探されているようだったので、和家具の下駄箱や民芸家具の下駄箱をご覧いただいたがこちらもお客様のイメージするデザインではなかった。

そこで四代目はお客様に数日お待ちいただき、その間にお客様のイメージする下駄箱をご提案することにして、その日はじっくりとお客様のイメージされる下駄箱のお話を聞きました。

お客様がお帰りになられてから、お客様のイメージされるデザインを、家具業界30年間のプロの経験と、その間に見てきた商品アイテムの数々を思い出しながら、一人イメージ図を描いていた。なかなかお客様のイメージを具現化することが難しかったものの、大学生時代に過した東京の下宿アパートに必ず設置されていた下駄箱を思い出した。今から35年も前の東京都内の安アパートには概ね置いてあったあの下駄箱です。

青春時代を思い出しながらラフスケッチ。
下駄箱以外にも、青春時代のいろんなことを思い出しつつラフスケッチが完成した。すぐさま製作図面作成に取り掛かった。そして・・・・、

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1月 25, 2013 · Posted in オーダー家具  
    

先日ご紹介した昭和レトロな雰囲気の下駄箱についてです。

四代目がご提案した下駄箱のデザインをお客様はお気に入りになられて製作することになった。職人と材料は仕上げ方の打合せを行ってから約2週間。実物が仕上がってきました。

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1月 30, 2013 · Posted in オーダー家具  
    

一昨日に引き続き、昭和レトロな雰囲気なデザインでもあり、とってもおしゃれでかわいい収納棚でもあるバッタリ戸構造の「パタパタ下駄箱/収納棚」の詳しいご説明です。


材質は、扉は杉材を使用して木目を引き立たせるうづくり仕上げ、下駄箱本体はシナ材です。全体の塗装は植物性オイル仕上げです。今回はおしゃれでかわいいイメージを出すために探し出した取手金具についてからご説明します。
取手金具は、レトロなブラス(真鍮)製のアンティーク仕上げの金具を使用しました。

オー ソドックスなオーバル型のブラスノブは、昔のヨーロッパのアンティーク家具に良く見られる、シンプルなデザインのノブです。古い風合いを出す為、ひとつひ とつくすみ感を表現されていて、和洋モダンなどテイストを選ばないのがとても魅力的だったので今回使用しました。使い込むほどに味わいが増してゆきそうで すね。

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2月 1, 2013 · Posted in オーダー家具  
    

ここ数日ご紹介していた昭和レトロな雰囲気でありながら、可愛くておしゃれなアンティーク風パタパタ下駄箱を先日お客様宅にお届けしてきました。古民家風の玄関先にピッタリでした。お客様も大変ご満足いただき、ご提案した四代目にとってこの上なく光栄なことです。

設置場所は、玄関入ってすぐの土間に置きました。
壁面や床面の雰囲気に合っています。

玄関入口から見てみると・・・・、

玄関の中から見てみると・・・・、

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2月 7, 2013 · Posted in オーダー家具  
    

先日ご紹介しましたおしゃれでかわいく、ちょっぴりレトロな収納棚/下駄箱「パタパタ収納棚/下駄箱」は、

桐たんす製作50年の熟練家具職人【柴山 五郎】氏の手によって製作しました。

柴山 五郎 氏

職人の手がものを言う 総桐箪笥一筋五十年の柴山五郎氏。先々代のころより安田屋家具店専従の桐たんす職人として頑固一徹に桐たんすを作り続けています。家具作りの伝統を頑固に守り、信念を持って家具をつくり続ける職人 柴山五郎。彼曰く 「最後は職人の手がものを言う」

本来は桐たんすを製作しているのですが、ここ最近の着物離れ、婚礼道具離れもあり、桐たんすの需要が激減してしまいました。そのため柴山氏の家具作りもめっきり減ってしまいました。

本来であれば今回のこの「パタパタ収納棚/下駄箱」の製作を依頼すればかなりの高額になることが予想されますし、いかにレトロ風仕上げにしたいからといって材料を落とし、仕上げをきれいにしないで作るなんて事を依頼できる職人ではないんですが・・・・、

安田屋家具店もブライダル家具需要がなくなったこともあり、ここ最近、柴山氏に家具作りを依頼していないこともあったので、安田屋家具店専従の職人に家具作りをお願いしないととおもったわけです。ただ金額のことが気になったのですが・・・・。

図面を持って相談。
なかなか使用感あるレトロ感を出すために、きれいに作らないでという趣旨を理解していただけなかったのですが、同じようなアンティーク家具の写真を見せて説明したところ、やっと趣旨をわかってもらいました。どのような家具を作るのかを理解すれば、そこは50年もの間、家具を作っている職人ですから、四代目も考えていなかったアイデアをどんどん出してくれました。さすが!!!

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2月 9, 2013 · Posted in オーダー家具  
    

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