安田屋家具店の先代社長「鉄郎」三代目が、お正月準備の作業をしていました。

 毎年、手作りのしめ飾りを作っています。

 このしめ飾りは、自動車に取り付けます。乗用車3台、軽トラック2台と、会社と娘の自動車の分で5本作りました。

 知り合いの農家からもらった稲と、先日お客様からいただいた「千両」の赤い実、紅白の紙を器用に折って作ります。

 やっぱりしめ飾りは、スーパーで買うのではなく、手作りが良いですね。

 それにしても最近、しめ飾りをとりつけている自動車をまったく見なくなりました。

 10年程くらい前の岐阜県内のお正月には、しめ飾りがついていない自動車を見かけることは無く、競って豪華なしめ飾りを自動車に取り付けていました

 つけていない自動車は、岐阜人ではないと誰もが思っていました。

 ところが昨年、一昨年の正月を思い起こしてみると、初詣に車で出かけた時、行きも帰りも道中、しめ飾りをつけている自動車と1台も出会いませんでした。つまり四代目の自動車のみが、しめ飾りをつけていたということです。

 一体どうなってしまったのでしょうか。

 日本のお正月風景が、岐阜の片田舎でも変わってしまっています。情緒がまったくありません。

 今年のお正月はさてさてどうなんでしょうか。

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12月 28, 2009 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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