ハンギングEggチェアー本体を天井から吊るす場合、どんな金具を使用したらよいかというご質問を数多く受けましたのでご説明いたします。
まず取付金具は2タイプあります。
どちらも天井の梁等に取り付けるタイプです。
先端がねじ込み式になっているもの。
一般的なものとして洋灯吊り、ヒートンを大きくした金具です。
天井の梁材などの木部にねじ込んで取り付けます。取り付けた後に先端のリング部分とチェーンをハンギングEggチェアー本体に付属している接合金具「シャックル」で接合します。
重要なのはハンギングEggチェアー本体を取り付けて、人間が座った体重が加わっても抜けない丈夫な金具であることです。チェーンの耐加重は200㎏のものを使用しますので、それに耐えて取り付けた梁から抜けない大きな金具を選び、しっかりと取り付けることです。
次に上記のものと同様の金具ですが、先端をねじ込んで止めるのではなく、梁などの木部に貫通した穴をあけた後に金具の先端を差し込み、貫通した先でボルトでねじ込んで止める方法です。先の金具とは止める方法が違うだけです。
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こちらも重要なのはハンギングEggチェアー本体を取り付けて、人間が座った体重が加わっても抜けない丈夫な金具であることです。チェーンの耐加重は200㎏のものを使用しますので、それに耐えて取り付けた梁から抜けない大きな金具を選び、しっかりと取り付けることです。ねじ込み式の金具よりも抜けにくいかと思います。
いずれにしても金具の取り付けは、大工さんや工務店さんなどの専門家に任せたほうがよいと思います。大工さんや工務店さんであれば、写真のような金具を見つけてくれるはずです。取り付けもきちんとしてくれるでしょうから安心です。
取付が不十分ですと、天井からチェーンとともに落ちてきますから、ハンギングEggチェアーを破損するだけでなく大怪我の元になりますから、取付は確実にしてください。
そして3つ目の方法としては、むき出しになった天井の梁があれば、チェーンを梁に巻きつけて、ハンギングEggチェアー本体に付属している接合金具「シャックル」で、チェーンとチェーンを接合します。
現在、安田屋家具店のショールームでのハンギングEggチェアーの展示は、ちょうど天井にコンクリートの梁があったので、それにチェーンを巻きつけて接合金具「シャックル」で接合してあります。座高の高さは、チェーンとハンギングEggチェアー本体の接合位置を替えれば自由に変更できます。
尚、チェーンは線径5ミリ以上のもので、耐加重200㎏前後のものをご使用下さい。チェーンはホームセンターでも販売しています。先日ホームセンターで確認したら、ステンレス材で1,200円/m、スチール材で400円/m前後でした。スチール材は錆びることが考えられるので、できればステンレス材をお勧めします。
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