1954年に柳 宗理がデザインし、3年の歳月をかけて完成した「バタフライスツール」。

安田屋家具店でも展示販売しています。
安田屋家具店の展示品の木部は「ローズウッド板目」です。ダークブラウン色です。

その他に「メープル板目」ナチュラル色があります。

今日ご来店いただいたお客様から、このバタフライスツールの注文がありましたので、すぐに工場に発注。すると、、、、

納品日がなんと年明け2026年2月中旬と連絡がありビックリです。約2ヶ月も先の入荷です。驚いて直ぐに工場に確認します。

四代目
四代目
バタフライスツールの入荷は2カ月先ですか
納品が遅くなり誠に申し訳ありません。
ここ最近「バタフライスツール」の需要が多くあり、製造が追いついていません。1ヶ月に生産できる脚数が限られています。そのため現在2ヶ月ほどの納期を頂いています。

以前は在庫があり、納品は1ヶ月以内に入荷していましたが、今は2ヶ月待ちです。

2025年12月時点の安田屋家具店には、「バタフライスツール」の木部「ローズウッド板目」が1脚だけ在庫があります。価格は税込み74,800円。(2025年12月15日価格改定) 送料は無料サービスいたします。お急ぎでご入用の方は安田屋家具店にご連絡ください。ご連絡いただいた時点で完売している場合もありますのでご了承ください。

ちなみに今回のことがあり「バタフライスツール」で検索すると、なななんと、中国産の安価な「バタフライスツール」が出てきます。【リプロダクト】商品と言って、いわゆるジェネリック家具、模造品ですね。驚くのはその販売価格。

なんと税込み8,999円です。
衝撃な価格です

日本国内、山形県に立地する本家本元「天童木工」の正規品は税込み74,800円ですから、なんと正規品の約12%の価格です。実物を見ていませんのでわかりませんが、粗悪な商品なのは確かです。見て眺めるだけの装飾品として使用するのであれば良いでしょうが、本来のスツールとして座って使用するには不安ですね。強度・耐久性も低いでしょうね。

ちなみに中国産のジェネリック家具「バタフライスツール」は、自分でネジ締めを行い組み立てる必要があります。

この中国産のジェネリック家具を取り締まることはできないのでしょうか。デザイン版権がどうなっているかですが。

「Yチェアー」は2011年にYチェアの立体商標が認められ、「リプロダクト品」や「ジェネリック品」といった非正規品を見かけなくなったので、同様の処置をする必要がありますよ。

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12月 17, 2025 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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