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いろんなリクライニングチェアー

リビングでくつろぐのに最適な癒しのリビングチェアー・・・、それはリクライニングチェアーです。20年程前には、徳島に工場がある「富士ファニチャー」製品が一番優れていて、安田屋家具店でも数多く販売いたしました。本革仕様で、価格もお手ごろ価格でした。さらにリクライニングさせる機構が、カリモクやマルニなどの商品よりも単純で優れていました。

時代は流れ、15年ほど前に突如リクライニングチェアーの「黒船」襲来です。
今ではすっかりリクライニングチェアーの定番、代名詞ともなったノルウェーの「エコーネス社」のストレスチェアーです。

このストレスチェアーの登場は劇的でした。
価格は高価なものの、座った人の体の動きに合わせてサポートする機能を持つ初めてのリクライニングチェアでした。ストレスチェアー登場までは、背もたれを倒すためにはレバーを操作して好みの角度を調整します。ところがストレスチェアーにはそのレバーはありません。座った人が背もたれに荷重をかけるとスムーズに倒れ、好みの角度で荷重をかけるのをやめれば止まります。

本革仕様で、サイズも大小さまざまありました。
安田屋家具店では、当時最も高価な「ストレスレスチェアー ロイヤル」を数多く販売いたしました。

そして時代はさらに流れ、ここ最近は「ストレスレスチェアー」とほとんど同じデザイン、機構の安価なリクライニングチェアーが数多く出回るようになりました。そのほとんどはmade in China です。

さて今回この「ストレスレスチェアー」によく似たリクライニングチェアーのご修理相談がありました。わざわざ椅子を安田屋家具店まで持参頂き、座り心地が悪いので見てほしいとの事でした。外見は「ストレスレスチェアー」に似ているが、作りは全く違います。

座り心地の悪い座面を手で押してみると、座面が抜けてしまっているようです。

恐らく座面に張られている緩衝材としてのウエビングテープがのびきったことが原因では無いかと思いました。

まず座面裏の裏張りにファスナーがあったので、それを開けて内部を見てみます。すると案の定、井桁状に張ってあるウエビングテープが確認できました。しかしウエビングテープの状態がとても悪い状況となっています。

ゴムが伸びきったというよりも、布帯に織り込まれたゴム部分が断裂しています。そしてボロボロと落ちてきます。これでは緩衝材としての役目を果たしていません。ただの緩々の布帯です。

修理方法としてはこのウエビングテープを取り替えるだけでよいのですが、そのためにはリクライニングチェアー本体から座面を取外す必要があります。どのように座面と本体が接合しているのか確認してみます。

つづく

5月 17, 2012 · Posted in 椅子張替え  
    

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