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TODAの刻印がある金具

お客様から今日も破損した金具が送られてきました。

中を開けるとアングル丁番金具が入っていました。以前にも見たことのある金具です。TODAの刻印があります。以前この金具を探してみましたが、すでに生産中止で現存していない金具です。

このTODAの刻印のある金具は、一般的なアングル丁番金具と比較してかなりサイズが大きいです。扉側に取り付ける部分も、家具本体に取り付ける部分も大きくがっしりしています。家具本体に取り付ける部分は、通常は3箇所のネジ止めで固定するのですが、この金具は5箇所のネジ穴があります。ということは、大きくて重量のある扉に使用するアングル丁番金具であることがわかります。

ただ最近の家具では、扉の微調整ができるスライド丁番金具を使用しますので、このような微調整ができないアングル丁番金具は淘汰されてしまい、残念ながらほとんど現存していないのが実情です。

ただ金具のサイズを確認すると、20-20サイズのアングル丁番金具だと思います。20-20サイズは安田屋家具店でも取り扱っている現存している金具ですので、取替えは可能かと考えますが、破損した金具の大きさから推測すると、扉のサイズが大きく重量がある扉であることが考えられます。そのため重量に耐えられるように、家具側板側に取り付けるネジの本数も5箇所止められるように大きくなっています。

当店が取り扱っている20-20アングル丁番金具と破損した金具を比較すると、扉側にはめ込むカップ径も35㎜と小さく、また家具側板側に取り付けるネジも3箇所止めとなっています。

破損した金具と比べると小さい金具ですので、家具の扉の重量に耐えられるかが問題となります。カップ径は破損した金具よりも小さいので、問題なく取替えは可能であり、金具サイズも20-20と同じなので金具取替えで扉の開閉はできるかと思いますが、金具の強度が扉の重量に耐えられるかが少々不安です。

この金具で重量に耐えられない場合のご修理方法としては、現在主流の「スライド丁番」に取り替える方法です。ただし扉の穴を彫り込みなおしたり、金具の取り付けに技術が必要ですので、一般の方が取り替えるのは難しいかと考えます。ご自宅近くの昔から続いている街の家具屋さんであればスライド丁番に取り替える修理は簡単に行なえるかと思いますので、一度ご相談されることをお勧めします。

ただし街の家具屋さんですよ。インテリアショップでは不可能ですし、アウトレット家具店や大型店舗では面倒くさいので買換えを勧められ、修理は受け付けてくれないと思います。街の小さな家具屋さんであれば簡単な修理仕事ですので、快く引き受けてくれるかと思います。そんななじみのお店を見つけましょう。

ただ街の家具屋さんはどんとん廃業していってるから、数は少ないですが、まだまだ一生懸命努力している家具屋さんはありますので、根気よく探しましょう。

12月 7, 2013 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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