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秋田木工曲げ木椅子

26年前に購入しました。ダイニングで使用している曲げ椅子(座面:籐)です。この座面の籐がほつれてきました。この座面の修理がどのくらいかかるか教えて下さい。尚座面は手編みの籐です。座面直径は曲げたフレームの外で41センチです。数量は2脚です。座面だけ分解してお送りする事ができます。修理サンプルに掲載されていた丸い椅子とほぼ同じ物です。ご返事お待ちしております。

お問合せの曲木椅子 座面籐張替え修理ですが、籐シートの張り方が「手編み仕上」または「溝決込み仕上」の二通りあり、価格が大きく違ってきます。 お問合せの椅子の写真を添付しましたのでご確認ください。これと同じ椅子であれば多分「秋田木工」製の椅子だと思います。

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この椅子の座面は籐シートの手編み仕上げです。手編み仕上げでの張替は、1脚税込67,000円前後となります。

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「手編み仕上」の座縁を溝彫加工して、「溝決込み仕上」に変更した場合は、1脚税込18,000円となります。溝決込み仕上げの写真を添付しましたのでご覧ください。 尚、お客様宅から当店までの送料は別途ご負担下さい。 当店からお客様宅までの送料は含んでおります。

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「溝決込み仕上」に変更した場合、将来的に「溝決込み仕上」修理費である16,000円前後で何度でも張替えが可能となります。ただし座面シート手編みの場合の強度は100とすると、溝決込み仕上げの強度は50となりますことをご理解ください。

この強度不足を補うための改造方法があります。「溝決込み仕上」で張替えた場合、座面シート裏側に籐材で作った丈夫な「籐バンド」2本を座面の木部ふち周り4箇所に穴をあけて十文字に取り付けて補強させる改造を行なえば、「溝決込み仕上」の2倍の強度となり、手編み仕上げと同じ強度となります。

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籐バンドはまず切れる事はないので、次回はシート張替のみで修理ができます。 十文字補強は1脚税込5,000円です。

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籐バンドは座面シート同色で作りますので、座面表からはバンドの存在は、上の写真のように見えません。でも座面裏にはちゃんと十文字補強がされています。

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座面サイズが大きい場合は、籐バンド4本を座面の木部ふち周り8箇所に穴をあけて、井桁上に取り付けて補強させる改造を行なえば、「溝決込み仕上」の3倍の強度となります。籐バンドはまず切れる事はないので、次回はシート張替のみで修理ができます。 井桁補強は1脚税込9,000円です。

木部フレームのガタツキ、ぐらつきがなければ、座面籐シートを張りかえられることをお勧めします。現在、座面が籐シートになっているチェアーは、ほとんどありません。 座面が籐シートの場合、椅子がとっても軽く便利です。秋田木工は廃業して、現在大塚家具の子会社となり、大塚家具オリジナル商品として、過去の秋田木工の商品を生産しています。しかし秋田木工が取り扱う籐シートの耐久性が悪くなったため、座面籐シートの椅子はもう生産していません。現在は布張りシート又は板座となります。座面籐シートの椅子は貴重な椅子でので、ぜひ張り替えて使われることをお勧めします。

私の曲げ椅子座面籐網(秋田木工)は「手編み仕上」です。修理したい椅子は2脚です。 その為、13.4万円は手持ち予算オーバーです。他の椅子とのバランスもありますが、座面の仕様変更も視野に入れ、少し考えます。ご提案および資料提供ありがとう御座いました。

4月 11, 2013 · Posted in 椅子張替え, 籐家具修理  
    

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