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カウンターチェアー張替

昔からお世話になっている割烹「きし野」さんからカウンターチェアーの張替依頼がありました。

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十何年前に御浪町のお店を現在の西園町のお店に移転する時に安田屋家具店にてご購入いただいたカウンターチェアーです。そういえば「きし野」さんのご長男さんは、今お店を継いでおられるのですが、幼稚園児のころから美殿町ガス灯夏祭に毎年来られていたそうです。

今年30年目の美殿町ガス灯夏祭、四代目もたずさわり始めてから25年ほど経過していますが、そのころ来ていた幼稚園児がいま大人になって店を継がれた姿を見て、感動するとともに、歳をとったものだと思う四代目でした。五十路半ばになったので当然といえば当然なんですが・・・・・。

十数年使用されたカウンターチェアーは、中身のウレタンクッション材もぼろぼろでした。表面の生地を張り替えるだけでなく、中身のウレタンクッション材も取替えないとなりません。

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大量生産している椅子の多くは、手間を省いて安価にするため、中身のウレタンクッション材は、スポンジのようなクッション材のみを使用します。なので厚みがあってもペシャンコになりますので、年数が経過するとほとんど板座に座っているような固い座り心地になってしまいます。

そこで今回取替えるクッション材は二重構造です。

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30㎜厚の硬いチップウレタンを下にして、その上に20㎜のやわらかいスポンジ状のウレタン材を接着して使用します。こうすることで年数が経過しても下地のチップウレタン材はへこみにくいので、いつまでも柔らかい座り心地を得ることができます。

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今回の生地は価格を抑えるために職人の工房に在庫として残っている合成皮革(ビニールレザー)を使用しました。なので生地代は非常に安価に抑えることができました。

ただここ最近、張替需要も少なくなり、職人在庫の生地も少なくなっているので、探し出すのが一苦労でした。特に今回は9脚分の生地が必要だったのでなおさらです。

さて「きし野」さんの営業を妨げることの無いように、2脚ずつ張替を行うことにして、4回で全てを張り替えることにしました。全脚終わるのに2週間ほど掛かる予定です。

これが張替え後です。

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新品同様です。
これでまた何十年とご使用いただけます。

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今回の張替は、税込1脚8,500円でした。
岐阜市およびその近郊以外の場所は往復の送料が別途必要となります。

10月 22, 2014 · Posted in 椅子張替え  
    

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