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椅子座面板修理

食堂椅子の張替時に、古い生地を取り除いた後の合板です。

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椅子本体に取り付けるネジ穴が大きくなってしまい、木ネジがまったく効きません。通称、「ネジ穴がバカになった」と言われる症状です。

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このままでは張り替えた後に椅子本体に取り付け固定ができません。

このような場合の修理方法をご紹介します。難しい作業ではないのでご家庭でも簡単にできる方法です。

まずネジ穴と同じ直径の丸棒を用意します。大抵は直径3㎜の丸棒を使用します。ホームセンターや100円均一でも販売していますので簡単に入手できます。竹ヒゴではなく木製の棒にしてください。

丸棒を大きくなってしまったネジ穴にボンドをつけて差込み、金槌で叩き込みます。ボンドはたっぷり付けてください。

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叩き込んだらはみ出したボンドを丁寧にふき取ります。

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その後、のこぎり、カッターやニッパなどで飛び出ている丸棒を切断します。

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切断した後、表面のデコボコを無くすためにヤスリやサンドペーパーをかけます。

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これで修理完了です。
穴がふさがれたので、木ネジがしっかりと効きます。

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ネジ穴がかなり大きくなってしまった場合は、少し太めの丸棒としてダボ棒を使用します。直径が太いので、ドリルでダボ棒が入るギリギリの穴を先に開けておきます。

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穴を開けたら上記と同じ方法で穴を埋める作業を行います。

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10月 24, 2014 · Posted in 四代目のつぶやき, その他の家具修理  
    

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