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11年ぶりの税務調査

顧問税理士から「9月4日・5日に税務調査をします」と岐阜北税務署から連絡があったので書類を準備しておいてくださいと連絡があった。

そして9月4日・5日の二日間、岐阜北税務署による国税に関する実地調査、いわゆる「税務調査」が安田屋家具店で行われた。前回は三代目「鉄郎」が代表時代の2007年(平成19年)、今から11年前に行われたのでした。その時はなんと24~25年ぶりの税務調査、そう二代目「甚助」が代表時代の1983年(昭和58年)に行われたのです。

一般的に「税務調査に入られた」と言われます。
特段やましいことをしていなくても感情的には「入られた」と思いますよね。でも国民の義務として税金を納めるのですから、やましいことをしていなければ税務署に「この事業所は正しく税金を納めている」とお墨付きをもらえる絶好の機会と考えれば「税務調査をしてもらった」と考えるのもいいのではないでしょうか。

「入られた」と「してもらった」ではずいぶん違いますね。

前回調査時には手書きで各帳簿類を作成していたのが原因で、ミスがあったり、見解の違いがあったりして調査に時間がかかってしまいました。帳簿類を税務署に持っていかれてから3週間ほど調査が続いた記憶があります。

そして最終的に100万円以上の追徴課税が発生してしまいました。当時の心境は「税務調査に入られた」→「必ずお土産を持っていかれる」→追徴課税という世間のウワサ通りだなぁーと初めて体験する四代目は思いました。そう調査に入られると必ずお土産を持っていかれると皆が言ってましたからね。

さて今回も前回と同様に調査場所は安田屋家具店の事務所。岐阜北税務署の税務調調査官1名、顧問税理士、四代目の3人が事務所に集まり、まずは代表である四代目から仕事内容などの確認。

その後は、税務調調査官と顧問税理士の2名で3期分の会計帳簿類の入念な調査が行われました。

その間、四代目はいつも通りの仕事をしていました。調査終了時間の4時までに2~3回ほど、事務所に呼ばれて、調査官が疑問に感じた個所の説明をするのでした。

前回の反省をもとに、安田屋家具店では調査後直ぐにパソコンでの会計処理に切り替えました。アナログからデジタルへの移行です。

そのため不正経理などまったくできない状態になっています。会計処理を担当しているのは四代目の奥様。決算時に大量の帳票を印刷して年度ごとにファイルしてあるし、各帳簿類も正確に揃ってので税務調査が来てもなんの問題はないと四代目の不安をよそに言ってました。

当初2日間行われる予定だったのが、台風21号が9月5日に岐阜市を通過することが予想された。そのため4日の調査後、税務調査官より二日目の調査は1週間後の9月12日に延期したいとの相談があり、顧問税理士先生の都合も付くことから1週間延期となった。

えっえっえー、1週間延期。
2日連続で行われればスッとするものの、1週間も不安な気分で過ごさなければならないじゃないですかぁー。初日調査でコピーした帳簿類を1週間じっくりと調べる時間を与えたようなもんです。しかし台風接近では仕方がないことですね。

初日の税務調査は何事もなく終了した。
次回は1週間後の12日です。

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10月 3, 2018 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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