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続々 下駄箱吊り扉修理

吊り扉式下駄箱の扉取っ手部品の一部が欠損して見た目が悪いのを解消する方法を思案する四代目。取手としては十分使用できるので、見た目を良くすればいいだけなんだが…、

じっと部品を眺める四代目。
するとパッとひらめいた。

部品中央の太い縦棒はそのまま残して、欠損している左右の2本の細い縦棒を取外してしまえばいいか。ただそのままだと裏張りが無いので下駄箱内部が見えてしまうので、化粧合板を取付けて穴をふさげば、見た目も良くなるではないかと思った。

思ったら即実行。
左右の細い縦棒を切断。
部品裏側に化粧合板を取付け。
そして仕上がったのが、コレ。

何の違和感もないではないか。

翌日、改造した取手部品が付いている扉2枚をお客様宅へ持参。確認してもらったら満足いただけた。かかった費用は手間代の1,000円。今回の修理費用はレール部品代、出張・取付施工費、取手部品改良費を合わせて合計で税込12,200円です。

昨日取付けたレールに差し込んである「羽無し部品」を扉の木口にあいている穴に差し込んでネジ止め。これで元通りになりました。

扉の動きもスムーズで、今後何十年とご使用いただけます。

家具は消耗品ではなく、耐久消費財です。今回のように修理すれば安価な費用でまた使い続けられるのが本当の家具です。

ただ世の中は修理する費用よりも買い替えたほうが安い使い捨て家具が多いのが問題ですね。

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11月 16, 2021 · Posted in その他の家具修理  
    

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