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ブックマン丁番20-A20

大阪府寝屋川市のN様から、静岡に工場があった「マルシン(丸伸)」のスライド書棚「ブックマン(BOOKMAN)」に使用されている扉丁番金具についてのご相談がありました。ご相談が多い内容なのでご紹介します。

N様からのお問合せ

丸伸さんのブックマン(型番/キング KM180)というスライド本棚を30年程前に購入したものです。ガラス扉の丁番が折れて外れてしまいました。耐久年数がきているのか、製品上の問題なのかわかりませんが、安田屋家具店で注文すれば送って頂けるとお聞きしました。品番は「20-A20」と書いてありました。ブックマンに対応する丁番を9個お願いします。

尚、穴(ビスを挿し込む所)の位置が同じであれば挿し込みやすいですが、弱くなってしまうのでしょうか? とりうえずここに丁番の大きさを書きます。できるだけ早めに送ってください。

安田屋家具店からの返信
スライド書棚「ブックマン」に使用されている扉丁番金具は、販売初期の頃はマルシン(丸伸)オリジナル金具を使用していました。そのオリジナル金具も数回変わっています。終盤には規格品を使用していました。

お送りいただいた手紙の金具のスケッチを確認すると、恐らく初期のころに使用していたマルシン(丸伸)オリジナル金具だと思います。

家具本体側の取付ビス穴は2か所で大きなネジ穴が特徴です。これは家具本体の側板に上部から下部まであいている棚を止めるためのダボ穴を利用して金具を固定するためです。ダボ穴にネジを挿し込む為、通常の木ネジよりも太いビスを使用しなくてはなりません。

現在流通している金具を取付けるビスと比較するとその太さの違いは一目瞭然です。また家具本体側の金具部位に「マルシン」刻印があるのも特徴です。

扉側に取付ける金具円形部位の裏側には「20-A20」の刻印があります。

サイズを確認すると・・・、

扉側20mm、家具本体側20mmの「20-20」サイズです。であれば日本国産丁番で代替えできる金具があります。ただし金具色は「こげ茶色」のみとなります。

サイズは同じ「20-20」です。
扉にあいている穴にはめ入れる金具円形部分のサイズも同じです。そのため扉にあいている穴を彫り広げる作業も必要なく、スポンスポンと簡単に取替えができます。

また取り付けビス穴位置も同じなので、現在のビス穴がそのまま使用でき、簡単に取り付けができます。

大きな違いは、家具本体側に取付けるためのネジ位置です。先にも述べましたがマルシン(丸伸)オリジナル金具の場合、家具本体側に取付けるためのネジ位置は、家具本体の側板にあいている棚ダボを使用しています。しかし代替金具はダボ穴を使用しないで、直接家具本体側板にビス止めする方法となっています。

そのためネジ穴位置が大きくずれますので、新しい木部に金具を取付けることとなります。古い金具のネジ穴位置と重複しませんので、確実にネジを効かすことができます。

また棚ダボ穴を使用する古い金具の場合、棚ダボ穴までの長さが必要となり、家具本体側の金具部位が長くなってしまいます。これは強度に影響しますので、折れやすくなってしまっています。

代替金具の場合、家具本体側板にネジ止めをする方法なので、家具本体側の金具部位は古い金具と比較すると短くなっています。そのため強度が増し、折れにくく耐久性が高いです。

また現在の代替金具は、不純物が混じっていない合金インゴット素材を使用していますので、金属同士の結合が強く耐久性が高いです。古い金具は鋳物製だったので、代替金具よりも耐久性は低いです。

今回ご紹介した日本国産丁番「20-20」は、需要の激減で2019年3月に日本国内での生産が終了しました。そのため工場が持っている在庫限りとなっています。工場の在庫が無くなると、素材が少し劣り、耐久性も若干劣る「中国産」の金具となります。日本国産丁番を希望される場合は、お早めにお買い求めください。

今回ご紹介した「マルシン(丸伸)オリジナル金具」の代替金具は、24時間365日安田屋家具店オンラインショップでいつでもご注文いただけます。下記のボタンをクリックするだけです。簡単でしょ!! ご注文をお待ちしています。

 

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5月 8, 2020 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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