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猫が住んでいた桐たんす

 お客様から桐たんすの洗濯をしたいので、実家の広島から桐たんすを当店に送ってもいいですかとのお問い合わせがありました。

 「もちろんOKです」とご返事したのが12月はじめごろでした。

 広島といえば、桐たんすのメッカ「府中」があるのですが、多分桐たんす洗濯価格は相当高価なんでしょう。

 またご実家から桐たんすを貰われるとのことで、設置される岐阜の職人にしてもらうというお考えで、安田屋家具店にご相談いただきました。

 「購入して20年ほどで、それほど古いものではなく、猫ちゃんのひっかき傷が前面についている程度です」とのご説明でした。

そして昨年末に当店に届いた桐たんすを見て、ビックリです。

 全体一見するとそれほど傷んでいないように見えたのですが・・・・・、

 よーーく見ると・・・、左上の天板が・・・・、

 大きく削り取られています。というかむしりとられているような感じです。

 恐らくこの場所が猫ちゃんが一番気に入った場所だったんでしょうね。

 しっかりつ爪とぎをした場所のようです。さらに見てみると・・、

 

 左右両側面にも、しっかりとひっかき傷があり、えぐれていました。

 また何らかの理由で、桐たんすに水が垂れたようで、全体に水濡れのあとがありました。

 そのため金具の一部が錆びていました。

 うーーーむ、これは大変です。

 天板は厚みの半分以上が削られているので、洗濯しただけではいけません。

 洗濯した後、えぐられた一番深い部分まで全なた意を削り落としてから、天板に厚みのある桐無垢材を貼り付けます。

 たんす天板両端が丸まっている胴丸仕上げなので、同じように両端を丸く削ります。

 

 両側面のひっかき傷の深さは浅いので、洗濯後に側面を削って補修します。

 全体の水濡れ後も、洗濯後に表面を削って補修します。

 金具はかなり高価な良い金具を使用していますので、全て丁寧にさび落しをして再度取り付けます。

 かなり大仕事となりそうですが、ご購入当時の新品同様に仕上がります。

 今回の洗濯費用は、税込約20万円程度になるようです。(岐阜市以外への運賃は別途)

 仕上がりましたら、これほどひどいたんすでも新品にリフォームできた写真をご紹介します。

 現在リフォーム作業中ですので、今しばらくお待ちください。

 

1月 11, 2010 · Posted in 家具リフォーム・修理, 桐たんす洗濯  
    

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