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ミイラを見に横蔵寺へ

昨日の続きです。
「谷汲さん」を後にした次女と四代目は、車で10分前後の「両界山 横蔵寺」に行きました。

緑深い場所にあります。

赤い橋を渡り山門へと進みます。

この時点で次女にはまだ「ミイラ」を見に行くとは言ってませんでした。
見たことのないものを見に行こうとだけ伝えました。
まずは本堂にてお参りです。

さぁ、次はいよいよ「ミイラ」との対面です。
「ミイラ」が祀られています「舎利堂」に向かいます。

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何も知らない次女は、意気揚々と「舎利堂」に続く階段を駆け上っていきます。

「舎利堂」にて拝観料300円を渡します。
その後、テープレコーダーから説明が流れてきました。

説明を要約すると、この両界山横蔵寺は即身仏、つまりミイラ仏で知られています。即身仏とは断食修行の末、生きながら土中に埋もれてミイラとなったお坊さんのことです。寺伝によるとミイラは1781年生まれ、本名は古野小市郎熊吉。母親が亡くなったのをきっかけに長野の善光寺で仏門に入り、妙心と改名しました。長年ソバ 粉を水でといたもののみを食べ、修行にあけくれ、その後、山梨の御正体山(みしょうたいさん)で富士山の山岳信仰の行者になったそうです。1815年か1817年、34歳か36歳の時、信徒に白木のお棺を作らせて、31日間断食を続け入定されました。普通即身仏になるためには、お弟子さんが 遺体に腐らないような加工を施すことが多いのですが、妙心さんのミイラ仏は人工的な手を加えていない自然のままのミイラで珍しいものなんですよ。

入定された日が3月29日とのこと。
なんと奇遇にも長女の誕生日です。

お上人様の写真撮影は厳禁なので、パンフレットの写真です。

次女は、ガラスケースに入ったお上人様(ミイラ)を恐る恐るではあるけれど、初めて本物のミイラをじっと見つめていました。

真黒な皮膚。
首をやや斜めに傾けて、ぽっかりと口を開けています。歯も見えます。
あぐらを組んで手をしっかりと握りあわせています。

見終わって「舎利堂」を出ます。
横に説明板がありました。

とっても貴重な体験をした次女でした。
四代目も何十年ぶりかに来た横蔵寺だったので、以前学生時代に来た想い出を思い出していました。
次女は、明日学校で「ミイラ」見てきたことを話すんだろうなぁー。

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11月 16, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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