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アングル金具丁番交換

 北海道のお客様から、家具扉についているアングル丁番金具が破損したので、取替えたいとのご相談が、破損した金具実物と一緒にレターパック350で届きました。安田屋家具店にてアングル丁番金具を取り扱うようになって、日々ご相談が増えています。現在主流の「スライド丁番」金具になる以前は、様々なサイズのアングル丁番金具がありました。金具工場がそれぞれ独自サイズを製作していたようで、統一した規格サイズが無かったようです。そのため現在すでに製造中止で現存していないサイズのアングル丁番金具の取替えご相談も増えています。

 今回のご相談内容は「約25年前に北海道のニトリさんでサイドボードを購入しましたが、蝶番が金属疲労により折れてしまいました。インターネットで安田屋家具店さんの存在を知り、さらに、同じものが掲載されてました。蝶番には四角の中にKのマークと20-20と書かれていました。」、文章と一緒に破損した金具の実物も入っていました。

 20-20サイズは現存しているアングル丁番金具です。
 金具の刻印に「K」のマークがあります。この刻印は金具工場のマークです。

 この「K」の刻印のある金具は安価タイプの金具で、耐久性がかなり低いです。そのため安田屋家具店ではこの工場の金具をあえて取り扱いしていません。同じアングル丁番金具でも耐久性の高い「RABBIT」社製の金具を安田屋家具店では取り扱っておりますのでお勧めします。アングル丁番金具の種類は同じ「20-20」はあります。

 お送りいただいた破損した金具と比べたところ、扉側に取り付けるカップ径は同じ35ミリで、さらにネジ穴も全く同じ場所に開いているので、そのまま取り付けていただくことができます。

 実際にマッチ棒をネジ穴に貫通させて、ネジ穴位置が同じか確かめてみました。ほぽ真っ直ぐに両方の金具のネジ穴を貫通しているのがわかります。ネジ穴の位置はほぼ同じ位置ということです。

 次に家具本体の側板に取り付ける側の形状が若干違いますが、取り付けネジ穴位置はほぼ同じ位置に開いていますので、そのまま取り付けていただくことができます。

 両方の金具を合わせて、ネジ穴にマッチ棒を貫通させてみました。カップ径のネジ穴と同様にほぼ真っ直ぐ貫通しているので、ほぼネジ穴の位置は同じということです。

 万が一微妙にネジ穴の位置がずれている場合は、家具本体の側板に取り付けるとき、金具に3つ開いているネジ穴の一番上のネジ穴を、現在家具本体に開いているネジ穴に合わせてまず取り付けてください。その次に、真中のネジ穴を合わせてネジを止めてください。最後に一番下のネジを締めていただければ、若干位置がずれていても、家具に開いている穴にビスが誘導されて締め付けることができます。

 お客様には見本として1個「RABBIT」社製のアングル丁番金具をお送りして、実際に家具に取り付けた状態を確認していただくこととし、問題なければご注文のご連絡をいただくようにお願いしました。見本金具をお送りして直ぐに返事がありました。

 「本日、丁番金具が着きました。有難うございます。早速、合わせてみたところサイズが一致しましたので、残りの3個を送って下さい。よろしくお願いします。」

 直ぐに残りの金具3個をお送りしました。
 ご住所が北海道でしたので、送料に関してご提案させていただきました。通常ですと1400円送料がかかるのですが、金具1個~12個までなら郵便局の「レターパック350」で送ることができます。そうすると全国一律350円で発送できます。ただしこの方法は、代金引換支払ができませんので、「銀行事前振込」「クレジットカード支払」「コンビニ事前振込」のお支払い方法限定となります。この送料込みの商品提案をネットショップ「ぎふ楽市楽座」店にて取り扱うように早急に段取りすることとなるきっかけになりました。

 金具をお送りして、御礼のメールをいただきましたのでご紹介させていただきます。

 「この度は、柔軟な対応で大変有難うございました。いつもであれば、買い換える妻なのですが、今回は蝶番を変えると言ったので、インターネットを探したところ、安田屋さんしかないと思いましたので相談した訳です。本当にありがとうございました。このサイドボードは結婚した時に買った物で、思い出の一つです。かれこれ、25年経ちました。また、この頃に買ったタンス類が有りますので、また、お世話になると思います。よろしくお願いします。」

 ご結婚当時の想い出の品がまた使い続けられることとなるお役に立てたことはとっても光栄な仕事をさせていただきました。感謝。

12月 9, 2013 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

Comments

One Response to “アングル金具丁番交換”

  1. おきうら たかしon12月 24th, 2012 9:23 AM

    父が岐阜方面で購入した古い食器棚の蝶番が割れてしまいました。
    取り外そうとしたところ壊れた蝶番は2つあり、なんとか2つを分解し、一つを機能するように組み合わせました。アルミダイキャストのようです。
    御社9349の記事にあるKマークの蝶番とほぼ同じ形状ですが、壊れたKマークの蝶番の型番は「2420」です。この蝶番と交換できる蝶番を扱っていらっしゃるでしょうか。
    お取り扱い品で、取り付けられる蝶番があるようでしたら、ぜひ購入したいと思います。
    記事では「RABBIT」社製のアングル丁番金具がアップグレードの代替品とされていました。多少、見た目が変わっても、扉が取り付けられれば満足です。
    壊れた蝶番は一個ですが、4個いただけるとありがたいです。食器棚なのでまだ沢山の蝶番が付いていますが。
    当地長野県佐久市では今朝はマイナス10度ほどになり、雪が舞いました。
    残りは、暖かくなったら交換すればと家内にいわれました。
    暮れも押し迫り、貴社におかれましてもご多忙と存じます。
    当方、急ぎませんが、購入できるようでしたら、お支払い方法などご連絡いただけると幸いです。
     長野県佐久市湯原 沖浦 隆

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