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90年前の帳場たんす

今から90年前に購入された先々代の帳場たんすのリフォーム修理のお問い合わせがあり見てきました。

昔の家具はあまりデザインの種類は多くないようで、このような帳場たんすもだいたい同じようなデザインですね。

最上段に引出しが付いているか、または縦格子の引き戸になっているかの違い程度です。

表面の材質はヒノキ材で、内部はスギ材を使用していました。

金具は鉄製の手打ち金具を使用しています。

この金具は現在の機械仕上げとは違い、表面が凸凹していてなんともいえない

味があります。なので新しい金具に取り替えるのではなく、このまま金具を取り外してから

さびを落とし塗り替えて使用します。

長年の使用で引き戸用の敷居の溝が磨耗していてなくなっていたので、新しく溝を

作り直さなくてはならないようです。

リフォーム作業としては、お湯で家具を洗い、表面を削り、木部の割れや破損部分を

補修してから塗り直しを行います。

90年経過したアンティークの雰囲気を残しつつリフレッシュさせるのには

職人の技量が問われ、腕の見せ所でもあります。

現時点ではまだお預かりしたばかりなので、仕上がりましたらまたご報告します。

    

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