11月に入ってから以前購入していただいたお客様からのご用命が入ってくるようになりました。いずれも15年ほど前に安田屋家具店にてご購入いただいた飲食店や医院のお客様で、買い替えや修理のタイミングが重なる年回りとなったのでしょうか。

今回は15年ほど前にご購入いただいたバーカウンターチェアーです。長年の使用で表面の合成皮革(ビニールレザー)が破れてしまったので張替ができないかとのご相談です。椅子は業務用家具工場である「ADAL」の商品でした。センスのいいデザインの椅子を作り続けている大阪の工場です。

椅子を確認すると、表面の合成皮革(ビニールレザー)の破れよりも背面・座面ともに中身のウレタン材が経年劣化で粉になってしまい、ほぼ全て一か所に集まってしまっています。背面も座面もクッション材の無い板張りと同じ状態になっています。背面も座面も中身ウレタン材を新しく作り直さなければなりません。

四代目は背面の形状を見て、どうやって椅子本体のフレーム枠から取り外せばよいかと考えるのでした。

この記事の続きを読む »

この記事の内容が役に立ったら共有してね!
11月 15, 2017 · Posted in その他の家具修理  
    

Verified by MonsterInsights