「四代目が講演するぅ~ 4」からの続きです。
前日の「まちでつくるビル」に関する講演会も無事終わり、今日木曜日は安田屋家具店定休日なので、急いで帰ることもなく、のんびりと富山市内で過ごすことにしたのでした。
ホテルをチェックアウトして、歩くこと10分ほど。富山城がありました。こじんまりとしたお城でした。
そこからさらに10分ほど歩くと、富山市内の繁華街である「総曲輪(そうがわ)」商店街にたどりつきました。ちょうど岐阜駅から柳ヶ瀬までの距離間でした。柳ヶ瀬よりも幅の狭いアーケード商店街でした。
午前10時ちょっとすぎという時間のせいでもあるのでしょうが、柳ヶ瀬と同様に人通りがまったくありません。空き店舗ビルもあちらこちらにあります。柳ヶ瀬と同じです。
商店街の真ん中あたりには、岐阜の柳ヶ瀬で言えば高島屋の「バラの広場」のような空間がありました。
「総曲輪(そうがわ)」商店街を過ぎると中央通商店街がありました。こちらもアーケード商店街です。同様に人通りがまったくありません。
町並みは、岐阜で言えば神田町通りのような雰囲気です。
途中で、富山市内では有名な家具店「米三」さんがありました。家具屋としてお店を拝見しないわけには行きません。少々店内を見させていただきました。センスの良い家具が展示されていました。さすが「米三」さんです。
さらに布団やさんのウィンドウに興味深いPOPを発見。
すずきやの若旦那の参考になるかしらと思いパチリ。帰ったらすずきやの若旦那に教えてあげましょう。
美殿町マップ同様に、富山市の商店街でもイラストマップがありました。でもやはり事業目的が間違っていると感じました。マップを発見してからくまなく商店街を探してみましたが、どこにも同じマップを発見できません。持ち帰れるように配布している様子もありません。う~~む。問題ですね。まっ、しかたがないことでしょう。
事業目的が間違っていますよ。 マップはつくることが目的ではなく、配布することが事業目的なんですよ。くれぐれも間違えないように。でないと商店街の賑わい創出にはつながりませんよ。
繁華街を散策した後、富山駅に到着。
帰りの電車「特急ワイドビューひだ」の時刻表を確認すると、1時過ぎに電車がある。それを逃すと3時過ぎになってしまう。特段寄る所もないので、1時の電車で帰ることにした。富山名物「ブラックラーメン」を食べる時間はないなぁー。
「まちでつくるビル」メンバー用のお土産等を購入。富山名物「鱒寿司」も忘れませんよ。あちこちお土産を選んでいると発車時刻が迫ってきました。あわてて自由席に乗車。富山始発であり、すいていました。指定席には中国語が飛び交っていました。時期は中国の大型連休「春節」です。皆さん高山駅で下車して、高山観光に向かうようです。
雪がまったくない富山市を出発して飛騨古川が近づくにつれ、車窓の風景は真っ白な雪化粧が続きます。
高山駅では多くの中国観光者が下車。子供たちは雪に触れて大はしゃぎしていました。岐阜まではまだ2時間ほどあります。その間、オークションで購入した望月三起也の「もうひとつのワイルド7-飛葉」の読書をしてすごします。読書と言ってもマンガですけどね。