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間違っている部品

先日、クローゼット折戸用案内ローラーをお送りしたお客様から連絡があった。

M様からのご連絡
先日送って頂いた「案内ローラー」を取付けたところ、レールに部品頭部のローラー部分の三分の一程度しかはまらず、扉を開ける時に外れてしまうようなんですが、このような状態なのでしょうか

安田屋家具店からの返信
部品頭部の黒色のローラー部分は、つばの部分までレールの溝にはまり込んでいないとダメです。三分の一しかはまっていないのは、部品が違っているのではないかと考えます。一度現状の写真を送ってください。

すると直ぐに写真が送られてきた。

むむむむむ、
なんか違う。
お送りした「案内ローラー」ではない部品を使用しないとならない。M様が必要なのは、クローゼット本体両端部分の折れ扉を柱側に固定するための部品が必要なわけです。

お送りした「案内ローラー」は、折れ扉を左右に動かすための部品ですから、まったく用途が異なります。

恐らく天井側に取付けてある部品は、この部品でしょう。

そしてこの部品の穴に差し込む部品は、この部品でしょう。

お送りした「案内ローラー」先端の黒色樹脂部分を取外したような形状です。先ほどご紹介した受け金具専用の部品となります。

お客様から「20年前の新築当時から案内ローラーが使用されていましたので、施工会社の部品間違いだったんでしょうかね」とお話しされました。住宅施工会社が部品を間違えるなんて、あってはならないことです。

M様が必要とされている部品を急ぎ手配する四代目でした。

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7月 8, 2023 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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