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折戸用丁番のネジ位置

クローゼット折戸用の直付け丁番を先日お送りしたS様から、ネジの取付位置に関してのお問合せがあった。

S様からのお問合せ
先日は、早速の配送ありがとうございました。教えて頂きたく、再度、メールしました。

ネジ穴位置が境目にぶつかってしまいます。このままネジを打っても大丈夫ですか? 後々の開け閉めや、強度的にもこの境目でも問題無いでしょうか? 何ぶん、素人な者で判断出来ず困っています。 もし、他の代替え品が、あるのであれば、そちらを購入したいと思っています。よろしくお願いします。

安田屋家具店からの返信
早速工場に確認しました。

境目になっているのが、表の木目シートの合わせ目で、中の芯材とは関係ないのであれば 影響は無視していいレベルでは無いかと思います。お送りした 現行品の代替丁番は、折り戸の芯材が薄い場合でも付けられるように昔の商品よりも外寄りした取り付けねじ位置になっております。

一般的には、もし芯材の合わせ目でしたら影響はあると思います。

それが片側の扉にねじ4本留めする中で取り付け強度としては十分か、それとも影響により強度不足してしまうかについては建具自体の内容になるので、 恐縮ですがこちらからは確定の判断ができかねる部分です。 気になる場合は、必要に応じてねじの取り付け強度を維持する追加の処理をして頂ければと思います。

ただ、こちらに問い合わせがあった事が無い内容でして、敢えてそういった処理までしているというのも聞いたことが無いです。 ねじ位置の違う他の代替品は、恐縮ですが無しとなります。 はっきりしたご案内ができず恐縮ですが、参考にして下さい。 よろしくお願いいたします。

男性
男性

工場からの内容を考えると、取付ネジ位置と扉の淵と板部のつなぎ目部分の内部がどのような構造になっているかが問題となりますが、一般的にこの部分の内部が空洞になっていることは無いので、ネジは聞くと考えます。 ただ直接ネジ止めするよりも、事前に下穴を開けてからネジ止めを置くなってください。

理想的には直径3mmの木工ドリルで10mm程度の深さの下穴を開けてからネジ止めを行うのがよいです。電動ドリルが無い場合は、キリで下穴を開けてからネジ止めをして下さい。ネジ位置がつなぎ目なので、下穴を開けてからネジ止めをしないとネジ穴が大きくなってしまう可能性があります。 参考になる情報であれば幸いです。

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