安田屋家具店が立地している美殿町から車で約40分程度の場所にある揖斐郡大野町の「大野町立図書館」様より、館内の閲覧用椅子の張替ご相談がありましたので、早速見に行ってきました。2年ほど前にご用命頂き張替修理を安田屋家具店にて行いました。
大野町立図書館は、のどかな田園風景の中に突然モダンデザインの建物が見えてきますのですぐにわかります。とても図書館がある建物とは思えません。
手前側が「ふれあいホール」という大舞台や会議室などがある【 大野町総合町民センター 】がある建物で、図書館はその奥側の背の低い建物の中にあります。この写真は建物の裏側を写しています。この建物の反対側には「大野町役場」があります。
こちらが「大野町役場」です。
そしてこちらが「大野町総合町民センター」と図書館の建物の正面側です。
図書館入り口に続く正面玄関に向かいます。
左側が「図書館」、右側が「大野町総合町民センター」です。
図書館に設置してある閲覧用椅子はこちらです。
写真の「両肘椅子」の他に「肘無し椅子」もあります。
多分輸入商品ではないかと思います。
背面・座面がキャンパス地の布テープを井桁上に編んで木部にエアーネイルで止めてあります。
肘無し椅子の場合は、背面と座面が分かれているので問題なく布テープの張替を行うことができました。ところが両肘椅子の場合、木部フレームが取り外しができない構造になっているため、背面の布テープの一部が肘部分に挟み込まれているためにこの部分の布テープの取替えができません。この椅子は将来の張替を考えていないデザインの椅子としか考えられません。多分高価な価格だと思いますが、両肘椅子の場合、使い捨てに近い考え方の椅子です。大野町町立図書館様のご担当者にご説明できるようにイラストを描いてみました。
そして今回ご連絡を頂いた椅子は、以前のタイプとは違ったリクライニングタイプの椅子でした。
前回の椅子よりもさらに張替修理がやりにくくなっています。縦の布テープが、背面から座面へと1本通しになっています。そして横の布テープで弾力(クッション性)を調整するように縦の布テープを押さえつけて止めてあります。張りかえる場合、この弾力を調整するための力加減が難しそうです。さらに両肘椅子と同様、木部フレームが分解できないので、肘部分の布テープの取替えができません。今回のこの椅子は、座面の横の布テープが3本切れているだけで、後の部分は問題なさそうです。
張替修理費用も極力低くして欲しいとのご要望です。そのためこの切れている布テープのみの張替修理費用を見積もることとしました。
そういえば大野町長は最近選挙が行われ、四代目の知り合いが町長になっていたのを思い出しました。
この方が「宇佐美晃三」大野町長様です。
四代目とは、15年ほど前に【 岐阜青年会議所 】 でメンバー同士でした。
年齢は宇佐美氏の方が5歳先輩です。記憶では岐阜青年会議所の理事を同時期にしていたような気がします。
岐阜青年会議所の理事会で同席したような・・・・、記憶があります。
覚えておられるかなぁー???
当時、宇佐美氏は設計事務所を経営されていました。
当時、政治関係とは無縁のように思えましたので、町長に立候補、そして当選された新聞記事を見てびっくりです。知り合いがえらいさん(岐阜弁/ 立派にな人) になっているというのはなんともうれしいものですね。宇佐美さん、町政がんばってください。