安田屋家具店

ダイニングチェアー、ソファーなどにボールペンインクが付いてしまったお客様が、全国的に多くいるんだなぁーと思いました。原因は、お子様がついついいたずらをしてしまったとか、最近張り替えたばかりの待合のベンチソファーに落書きされたとか、いろいろあるようです。ただ、いずれも深刻に悩んでおられるケースばかりです。

四代目は「ボールペンインク消し」をご販売する者として、本当にインクが消せるのかを実験してからではないと販売できないと思い、本革・ビニールレザー(合成皮革)に実際にボールペンで線を書いてみて、「ボールペンインク消し」を使用してインクが消せるのかを実験した結果報告をアップしていますが・・・・、

今回、多くの方が革張り家具で困っておられる事実を知り、よりきめ細かな情報発信をしなくてはと決意しました。

壮大な(ちょっと大袈裟だって・・・)実験を開始します。
一体、ボールペンインクが付いてから何日経過するまで「ボールペンインク消し」でインクが消せるのか。

実際のご生活で考えると、夕方に革張りソファーやダイニングチェアーにボールペンインクが付いているのを発見したとして、発見した時に書かれたものではなく、発見時よりも前に誤って書かれたインクであるのではないかと思います。さらにその時に「ボールペンインク消し」を持っていなくて、安田屋家具店ネットショップ「ぎふ楽市楽座」店に注文をしたとして、自宅に届くまでに最短で翌日、最長で５日後前後ではないでしょうか。よっぽど手間がかかって遅くなったとして１０日。

ということで、１日後・２日後・３日後・４日後・５日後５パターンの時間経過後に「ボールペンインク消し」でボールペンインクが消せるのかを実験してみます。実験結果報告は、後日ご紹介します。

革張り、ビニールレザー張りソファーやダイニングチェアーにボールペンインクを付けてしまってお困りの皆さん。商品選びのご参考にしてください。安田屋家具店は、いい家具を長ぁーーく使っていただくことこそ、環境にやさしいエコ生活だと考えます。

限られた地球の資源を守っていきましょうーー!!??!!

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使用するボールペンは、どこにでもある普通のボールペンです。「ぎふ楽市楽座」店の粗品用ボールペンを使用しました。また書き込む本革は、クリーム色の本革を使用しました。

１,２,３・・・と数字をボールペンで書いてみます。

ボールペンをつけてしまった翌日を１、二日目を２、三日目を３・・・・・という意味での記号とし、明日から毎日順番に「インクリムーバー」でボールペンインクの数字を消していく実験をスタートします。

７はつけてしまってから一週間後、１０は１０日後、最後の１は、一ヵ月後に実験してみます。何日後までならインクを消すことができるのか・・・・??　　 ご期待ください。

 この実験は、大切な家具を長く使用していただくためのお手伝いができればとの思いからはじめました。「ボールペンインク消し」のお買い求めの際の参考になれば幸いです。さあー、明日から実験結果をお伝えします!!!!

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インクリムーバーをボールペンインクの上に円を描くようにすり込んでいくと・・・、

なななんと、ボールペンインクが少しづつ溶け出してきました。
すぐにきれいな布地でふき取りを行いました。

ふき取った布地にはボールペンインクが付着しました。

インクが付着した部分で拭き続けると、布地に付着したインクが他の箇所に付いてしまうので、常に新しいきれいな部分でふき取ります。ふき取った後はどうなったのかというと、、、、

うっすらとまだインク跡が残っています。これは革のシボ(凹凸)面の中に付着したインクがふき取れていないためだと思います。これ以上布地で強くこすり続けると、革表面を傷つけたり、つやが出てテカッたりしてしまう恐れがあるのと、本革の凹み部分にもインクが入っているので、歯ブラシを使用してやさしくこすってみました。あまり強くこすると本革表面を傷つけてしまいますので、ゆっくりと注意して作業を行いました。

するとなんと、、、ボールペンインクの線はたちまち消えてしまいました。すぐにきれいな布地でインクリムーバーをふき取ると・・・・、

あらま不思議、ボールペンインクの線はきれいに跡形もなく消え去りました。
インクリムーバーの威力はさすがです。本革の場合、最後に革表面のコンディションを整えるために、プロテクションクリームを塗りこんでおきます。

きれいな布地に「プロテクションクリーム」液をつけてから、革表面をふきます。

そして全ての工程が終わった時、ボールペンインクの跡は、残らず消すことができました。

これで自信を持って皆様にお勧めできます。
本革ソファーや、ダイニングチェアーにつけてしまったボールペンインク、

でももう心配いりません。このインクリムーバーがあればもう安心。

【インクリムーバー 】 のお買い求めは

注 意
 すべてのインクを落とせることを保障するものではありません。
インクリムーバーを使用してもインクの種類や革色(特に色が薄いタイプ)によっては、完全に落ちない場合がありますので、事前にご了承ください。

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ボールペンインクをつけてしまった箇所(今回は数字の「１」の上に塗ります。

「ボールペンインク消し」を塗ると、若干ではありますが直ぐにインクが溶け始めました。

「ボールペンインク消し」を塗ったら30秒～１分程度そのままの状態にしておきます。

 30秒～１分程度経過したら、きれいな布地でふき取ります。

あまり強くこすると、本革表面にテカリ(艶)が出てしまったり、傷つけたりしますのでご注意ください。

　ふき取った後です。左端の数字「４」と比較すると、かなりインクが消せました。ただまだインクが薄っすらと残っていますので、再度塗ります。　「ボールペンインク消し」に付いたボールペンインクをきれいな布地で拭き落とします。インクが付いたままの上体で使用すると、インクの付いていない部分にインクをつけてしまうことにもなりますので、必ず「ボールペンインク消し」の先端を確認して除去してからご使用ください。

　革のシボ(凸凹)の中にインクが付いているので、再度「ボールペンインク消し」を塗って３０秒～１分程度経過してから、やわらかい歯ブラシ(使い古しの歯ブラシならどれでもOK)で、インク部分をこすります。

 歯ブラシでこするときは、強くこすらないでください。インクを落とそうと強くこすると革表面を傷つけたり、最悪破れてしまうことがありますので十分ご注意ください。

　見てください!!、この時点でかなりインクが消えています。歯ブラシでこすったあと、きれいな布地でふき取ります。この時、布地に前にふき取ったインクが付いていないか確認してください。インクが付いた布地で拭くと、またインクをつけることになりかねませんので、必ず確認してください。

ふき取った後です。隣のマスキングテープを張ってある数字の「２」の横に｢１」が書いてあったんですよ。

｢２」のマスキングテープをはがし、接写しました。やったぁーーー!!!!
実験大成功。完全に「1」は消え去りました。
実験結果として、本革にボールペンインクをつけてしまってから１日経過しても、これを使用すれば、インクが消せるんです。

明日はいよいよ２日目の実験です。
どうなるのでしょうか?????

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