よく夏の時期、縁側などに置かれる籐製(ラタン)商品の「三折寝椅子」のご修理依頼があり預かってきました。

 座面の下から足載せがズルズルっと引出せ、背もたれは三段階くらい後に倒れるようになっていて、背もたれを前に倒せばコンパクトなサイズとなり収納しやすいというすぐれものです。

 安田屋家具店でも年に数点ご購入いただいております。

 さて破損内容はというと、背もたれ裏面の太民(直径が太い籐材)で組んであるフレームの一部が、材料の割れによりはずれ、さらにそのまま使用されていたようで、接合箇所を籐皮で巻いていた部分も切れてほつれてしまっている状態でした。

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10月 14, 2009 · Posted in 家具リフォーム・修理  
    

 今ではすっかり持参されなくなったご婚礼家具。

 ご婚礼家具というのは、家具業界がつけたネーミングなんですが、洋服たんす・整理たんす・和たんす・鏡台を一般的にご婚礼家具といっていました。同じデザインで統一したセットでご購入いただいておりました。

 

 さらにもっと以前は、下駄箱・座布団入れ・布団たんす・針箱・衣桁・手ぬぐい掛・衣装盆・茶棚・文机・手鏡など等を一式そろえられていたようです。

 

 そんなご婚礼家具のリフォーム相談がありました。

 

 20年ほど前にオーダーで作られた洋服たんす・和たんす・ローチェスト・ベット・鏡台がお部屋に合わせて設置してありました。その中の和たんすを洋服吊りたんすにしたいとのご希望でした。

 和たんすといっても、両開き扉の中に着物などを収納するお盆が入っているたんすです。奥行きも洋服たんすと同じ60cmあり、扉を閉めれば外観からは和たんすには見えません。

  内部状況

 

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10月 15, 2009 · Posted in 家具リフォーム・修理  
    

 先日ご紹介した「籐三折寝椅子」の背もたれと座面の太民(太い丸い籐材)の破損による修理について、職人より修理金額の連絡がありましたので、ご紹介します。

 背もたれのこの部分の修理費用は、破損した太民(太い丸い籐材)を新しい材料に取り替えて、接合部分の籐皮による巻き直しを行って、税込修理価格6,000円でした。 今回は岐阜市内のお客様でしたので送料はかかりませんでしたが、ご遠方からご依頼のあった場合、ご自宅までの往復の送料は別途となります。

 座面の修理は、背もたれと同様に破損した太民(太い丸い籐材)を新しい材料に取り替えて、接合部分の籐皮による巻き直しを行って、税込修理価格9,000円でした。 背もたれの修理と比べて、籐皮で編んである部分の破損などがあるため修理費用が背もたれの修理よりも高くなりました。今回は岐阜市内のお客様でしたので送料はかかりませんでしたが、ご遠方からご依頼のあった場合、ご自宅までの往復の送料は別途となります。

 修理完了しましたら、修理後の状況をご紹介します。

 

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10月 18, 2009 · Posted in 家具リフォーム・修理  
    

 日本国産材のヒノキ無垢材を使用した1180㎜直径のリビングテーブルをご紹介します。

 展示現品を50% OFFの衝撃プライスでご提供します。現品1点限りです。

 

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10月 19, 2009 · Posted in 商品紹介, リビングルーム  
    

 9月に飛騨・高山にて開催された家具展示会場にて、「飛騨のクラフト展」が開催されていました。

 毎年このクラフト展に出品している様々なジャンルの作品に興味があって楽しみにしているのですが、その中でも特に古布でつくられた人形に大注目しているんです。

 そして今年出品された愛嬌ある人形は・・・・・、ネコをモチーフにしたものでした。

 擬人化したネコ、いやーとっても味があるでしょう!!!  缶ビール片手に、くわえタバコで、ごろ寝スタイル。

 古布を使用しているので、浴衣なんかもうそれはそれはゆったーりした雰囲気が伝わってくるんですね。

 拡大してみると、愛嬌ある顔してますでしょう。「おっちゃん」と思わず呼びたくなってしまいます。

 この古布人形を製作してるのは、飛騨市古川の「工房 布紙木」を主宰している小形寿美子さんです。

 

 四代目一押しのクラフト作品です。 

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10月 20, 2009 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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