現在もご存命の90歳近くのお父様が子供の頃に使っていた記憶があると言う善棚(厨子)、いまでいう食器戸棚のリフォームさ作業が完成しました。お預かりの時にお父様から膳棚について記憶に残っているお話をお伺いしました。

ご自宅の裏山に生えている木(ケヤキ材)でこの善棚を作ったそうです。

お預かり時の状態です。(写真がピンボケですみません)
かなり傷みは大きかったです。

リフォーム作業は、①木部の金具を取外す ②お湯で家具を洗う(お湯をかけ、たわしで汚れとあくを洗います) ③乾燥させた後、木部の割れ、欠けなどの破損部分を補修します ④金具のサビを落とし、塗り直します ⑤ウレタン塗装にて再塗装を行います ⑥金具を取り付けて仕上げます  という流れです。一番大変なのは木部の補修です。この作業によってリフォーム金額が大きく変わる場合があります。

お預かりしてから約1ヶ月。
先日仕上がってきましたので、早速お客様宅にお届けに行ってきました。

お客様宅のリビングルームに設置しました。
床のフローリングを新しく張り直してありました。

角度を変えたアングル

見違えるほど新品同様にリフレッシュした善棚をご覧になられたお客様は、大変お喜びいただきました。またこの善棚が本当に作りたての新品の時、今から90年ほど前、実際に子供の頃から使っていたお父様には大変お喜びいただきました。

ケヤキ材のきれいな「竹の子杢」も美しく甦り、新たなインテリアとしてお客様宅に設置できました。これでまた何十年と新しい思い出と歴史を刻み込まれつつご使用になられ、宝物となっていくことでしょう。

安田屋家具店では、親から子へ、子から孫へと受け継いでいって欲しい家具のリフォーム・修復作業を積極的におこなっています。もったいないというエコだけでなく、家具を捨てることは想い出を捨てることと一緒だと考えています。家族の歴史を刻み込んだ家具をぜひご自宅のアンティークとして、宝物として愛着を持って使い続けていって欲しいです。

こんな古い家具はリフォームできるの????、
そんな時はぜひ一度安田屋家具店にご相談ください。
岐阜市近郊であれば、ご自宅にお伺いして無料でお見積させていただきます。

迷った時は・・・、058-262-0248 安田屋家具店にお電話ください。

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先日ご紹介したカリモク製ダイニングチェアーの背もたれ部分に使用されている「カゴ目編み籐シート」の張替修理が完了いたしました。お預かりしてから約3週間でした。今回はカリモクでの修理費用の方が、安田屋家具店の職人よりもほんの少し安価だったので、カリモク本社工場にて籐シート張替修理を行いました。

お預かりした時の状態は、背もたれ下部の籐シートが破れてしまっていました。

籐シートは本体木部と同色で塗装仕上げがしてあります。
使用している籐シートは「五分カゴ目編みシート」です。
そして修理作業を終え、仕上がってきた部分を見比べてみると・・・、

取外してあった皮張りの座面を取り付けます。

うしろ姿を見てみましょう。

今回のご修理費用は、修理金額は、税込15,000円で仕上がりました。
それもなんと現状と同じ着色仕上げを行っての価格です。

食堂椅子背もたれに使用されている籐シートが破れたら、安田屋家具店にご相談ください。

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今週末の土曜日・日曜日の二日間、第13回美殿町秋祭が開催されます。準備も着々と進んでいます。

そして本日、美殿町の入り口に「美殿町秋祭」看板が設置されました。イラストはチラシ・DMと同じ【 ほんまきよこ 】さんです。11月にご出産される身重のお体で、カワイイイラストを描いていただきました。

美殿町秋祭に来られるキモノ乙女の皆さん、この看板が目印です。

今回の美殿町秋祭に安田屋家具店では、お店の前にブース出店をします。
今回の内容は、【 イスコレ 】 と題して、いろんな座りやすい椅子を並べます。特にこだわったのは「軽い椅子」です。

かるーーーい、かる~~い椅子が並んでいますので、座ってみてください。

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9月 30, 2010 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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