昭和37年のご結婚当時に、安田屋家具店にてご購入いただいた婚礼たんすのご修理依頼がありました。

当時としては大変珍しいチーク材突板張りの洋たんすです。この写真以外にも整理たんす、和たんすと同じデザインの3点セットで揃っていました。桐たんすを代表とする和たんすが主流であった当時、洋家具と呼ばれるたんすが出始めた頃の商品です。たんすの扉裏側には製造工場のロゴがついていました。シールではなく金物で表示してあります。

【 小桜の家具 】とあります。
昭和30年代当時、安田屋家具店二代目「鷲見甚助」が先見の明を持って仕入れた工場のたんすです。岐阜では安田屋家具店のみが取り扱っていました。近隣では名古屋の松坂屋百貨店が取り扱っていたそうです。

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