輸入家具の椅子のご修理相談があった。
近くのお客様だったので、早速見に行くと、デザイナーチェアーの雰囲気漂うダイニングチェアーだった。4脚の内の1脚だけ、座ると座面がぐらつくということでした。原因を探るために座面を押してみると、確かに背もたれ側の座面が下に沈み、グラついていることがわかった。

椅子の構造を見てみると、座面板が椅子前部の貫棒の上にのせてありビスで接合してあった。日本国産の椅子でもよくある構造である。次に背もたれ側を見てみると、日本国産の椅子では採用されない構造であった。

座面を固定させるために、背もたれの木部支柱に金属製のL型金具をビス止めで固定し、その上に座面板をのせてビスで固定させてあった。この椅子のデザインからして、座面板を固定させるための方法としてはこの方法でしか座面板を固定することができない。そして肝心の修理の原因を探してみると・・・・、

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7月 15, 2012 · Posted in その他の家具修理  
    

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