今日10月31日は『ハロウィーン』です。
安田屋家具店が立地する美殿町で、10月25日に開催した「美殿町ハロウィン」の続きです。
午後3時から、毎年恒例のお菓子を入れるハロウィン柄の袋を先着300名に無料配布をしています。300名と限定していますが用意したのは400枚です。
昨年までは、美殿町の対面にある柳ヶ瀬商店街で配布していたのですが、今年は同時開催する「殿町ハロウィン」がスタンプラリーカードの販売を行うとのことで、販売ブースと無料配布ブースが一緒にあると来場者が混乱すると考え、美殿町の入口での配布にしたのでした。
午後3時前には、もうすでに美殿町の入口には仮装したかわいい子供たちがわんさかと集結していました。袋を配布するのは、小川屋本舗の旦那と四代目です。二人はダースベイダーとストームトルーパーに仮装して配布場所に向かったのでした。写真は昨年の写真ですが、今回もこんな光景だったと思います。
300人以上の人が集まり、袋を配布する作業が大変で写真が取れませんでした。残念。
約20分で袋の無料配布は終了。 ホッとして美殿町通りを眺めると・・・・・、
袋配布場所の隣が「小川屋本舗」「おきなや総本舗」とお菓子配布のお店が並びます。袋をもらった人は人の流れについていき、すぐ隣の「小川屋本舗」から順番に『トリック・オア・トリート』と言ってお菓子をもらうのに並びます。そのため美殿町の入口ですでに人の流れは大渋滞です。人が並んでいる列に並んでしまうのは人間の習性なんでしょうかね。
当日の美殿町通りは通行止めにしていないのですが、すごい人数の人、人、人で、歩行者天国状態になっていました。これはいかんと思った四代目は、仮装したまま交通整理に向かったのでした。小川屋本舗の旦那もダースベイダーの仮装のまま拡声器片手に交通整理です。人、人、人の流れで、写真を撮る暇がありませんでした。
午後5時ごろ、やっと人の流れもバラケて落着いてきました。余裕が出てきた四代目は早速写真撮影です。いろんな仮装の子供たちが美殿町を行きかい、ほんわかほのぼのとした楽しい時間が流れていきます。
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でも子供たちもいろんな子がいます。ほぼ全ての子供が「トリック・オア・トリート」と言いますが、「このお菓子いらない」と言って選り好みをする子、一つずつ配布しているのに勝手に2つ以上掴み取ってしまう子、逆にうっかり2個渡してしまったら1個戻してくれる子、「ありがとう」と言う子、言わない子・・・・、その子供を取り巻くまわりの環境を垣間見たような気がします。
今年も美殿町の旦那衆のテーマは「スターウォーズ」
ふとん屋、履物屋、和菓子屋の旦那・若旦那がテーマを元に仮装します。Aがふとん屋「すずきや」の若旦那。Bは「小川屋本舗」の旦那。Cは和菓子屋の若旦那で、ちょっとわかりずらいですが、映画「X-メン」に登場するウルヴァリンに仮装しています。わっかるかなぁ~~!!
こちらはふとん屋がストームトルーパー、履物屋がダースベイダーです。
そして四代目のストームトルーパーが加わって、帝国軍集結です。アチコチから「写真いいですか??」と声を掛けられ、それぞれポーズをとって記念写真に納まる旦那衆です。旦那衆もハロウィンを楽しんでいます。
人が多いってことは販売に結びつくわけです。美殿屋漬物店では、冷たいお茶と、すぐに完売してしまう「漬物ドッグ」を店頭販売していました。やっと商店主たちにも「美殿町ハロウィン」の戦略が少しずつ伝わっていることを感じる四代目でした。
昨年までは午後6時を過ぎると来場者も三々五々帰宅する流れになるのですが、今年は美殿町の隣の「殿町ハロウィン」が午後7時までイベントを開催していて、7時を過ぎても美殿町から仮装した人の姿が消えることはありませんでした。でも「美殿町ハロウィン」でのお菓子配布も終了したので、四代目と若旦那衆は美殿町通りに設置したハロウィン飾付の片付けを行うのでした。
ちなみに毎年本格的な仮装をしている「ジェフ」氏。今年はこちらです。
ゴッホの自画像をモチーフにした仮装でした。今年も個の仮装のままJRに乗車して名古屋に向かうのでしょうか。「ジェフ」氏は今年お子様が誕生したとのことで、今までよりも若干ラフな仮装担ったとのことです。来年に期待しましょう。
それにしても日本全国アチコチでハロウィンイベントが開催されるようになりました。ただ日本人の何でも日本流にアレンジして取り込んでしまう国民性によって、「ハロウィン」=「仮装」だけが一人歩きしているように思います。仮装してゴミ拾いをしたなんて記事も新聞に載っていました。
四代目も「美殿町ハロウィン」を開催するに当たり、コスプレ大会とか、菓子撒き・菓子配りになってしまうことを危惧していました。そのため「ハロウィン」の意味や「トリック・オア・トリート」の説明文章を作って商店街や住民に配布したのでした。またなぜ美殿町商店街で「ハロウィン」を開催するのかの意味も同時に。そして6年が経過して少しずつ美殿町の人たちは理解を深めるようになりました。
ただ新しく参加した美殿町近隣の商店街では、単なる無料お菓子配布行事になっているようなので、その点を改善するよう求めなくてはなりません。最初に主催したマーガレットさんも美殿町界隈のハロウィンに少し違和感を感じているようで、本場のハロウィンに戻したいといっていました。来年はそれこそ曜日関係なく10月31日の開催に変更しようかとも考える四代目でした。
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