先日お問い合わせがあったK刻印のアングル丁番金具20-15の代替金具をお送りした名古屋市のK様より、追加のお問い合わせがあった。

今回破損した金具の裏面には二つの異なった数字の刻印があった不思議な金具でした。扉側に取り付ける円形部分の裏側には「20-20」の刻印。そして家具本体側に取り付ける部分の裏側には「20-15」の刻印。

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恐らく生産中に扉側の裏側に間違った「20-20」の刻印をつけてしまったのでしょう。本来であれば不良品なのですが、サイズ的には「20-20」に使用することはできず、そのまま「20-15」に取り付けてしまったのでしょう。かなりいい加減な工場ですね。

現物を送っていただきサイズを確認したところ、破損した金具が「20-15」でした。この「20-15」の場合はさらにサイズを確認する箇所があります。それは扉の穴にはめいれる円形部分の長さです。計ってみると現在の金具の27mmタイプでした。

K刻印20-15サイズの金具は復刻して在庫があるのですが、円形部分を旧サイズの24mmで生産したため破損金具よりも円形部分が短くなっています。現在扉にあいている穴にははまりますが、耐久性にいささか疑問が残りますので、まったく同じサイズであるRABBIT製のアングル丁番金具「20-15」を代替金具としてお送りしたのでした。すると・・・、

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7月 5, 2016 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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