30年前にご婚礼家具の一つとしてご購入いただいた山県市のU様の食器戸棚丁番取替報告の続報です。

破損金具はすでに現存していない金具であったが、金具サイズは「20-15」と代替金具のあるサイズだったのでお客様宅で取替修理に取り掛かろうとした四代目。

ただ破損金具が30年前の金具であったため、金具円形部分のサイズが現在の代替金具と異なる旧型タイプであったことを確認したのでした。しかし、ご訪問前にひょっとして旧型タイプの金具の場合もあることを考えた四代目は、ちゃんと復刻した旧型タイプの金具を持参していたのでした。

現行金具と同じで、家具本体側に取付ける金具の形状が少し違っています。ただし耐久性の違いはありませんので問題なく取替修理ができます。

金具サイズ「20-15」のみ、旧型金具の金型が工場に残っていて、それを譲り受けた別工場が復刻金具として現在も細々と生産をしています。他のサイズは復刻していないのに、どういうわけか「20-15」サイズのみなんです。それだけ需要が多いということでしょうかね。

金具の円形部分を合わせてみます。

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10月 9, 2018 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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