先日20数年ご使用になられているナラ材の重厚な食器戸棚の開き扉に使用されている「NOEMA」シリーズの丁番取替修理の続報です。

破損した「NOEMA」シリーズの丁番はすでに現存しないので、現在主流の家具丁番である「スライド丁番」金具に取替ての修理となります。

金具の円形部分をはめ入れる扉にあいている穴の直径は30mm。

スライド丁番金具の場合、穴の直径は35mmです。
そのため穴を彫り広げなければなりませんが、現状の30mmの穴があいたままでは、直径35mmの穴の中心を正確に位置取りしてドリルで穴を彫り広げることができません。

なぜならドリルで穴の中心をつかむことができないためです。そこで現状の扉にあいている直径30mmの穴を一度埋木してふさぎます。

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10月 21, 2020 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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