新年早々からシステムキッチン、食器戸棚、テレビ台の扉修理が続いています。

写真左側はシステムキッチン吊り棚収納納扉。木枠フレームの接合部分が外れてしまい、両開きの扉同士が中央で当たってしまい閉まらなくなったとのご相談。

一度木枠の接合部を外して分解しも再度組直し修理を行います。幸いにも丁番金具の破損は無いようなので、木枠再接合修理のみとなります。取外し、取付作業も含めて扉1枚税込み7,000円(2023年1月時点)でした。

写真右側は食器戸棚の扉です。
スライド丁番が破損したため、扉が外れてしまう状態でとても危険でした。直ぐに取外してお預かり。金具を確認すると扉の重量を確実に支えるタイプの丁番ではなく、軽量扉用のカップ径26mmのミニスライド丁番が使用されていました。デザイン重視のため金具の選択が適正ではないようです。

通常はカップ径35mmのスライド丁番を使用するのですが、ガラス取付位置の関係で金具をはめ入れる直径35mmの円形溝が彫れません。そのため現在と同じカップ径26mmのミニスライド丁番を使用する修理しかできません。

金具を取寄せ、お客様宅で取付作業をする四代目です。左扉は簡単に取付け完了。右扉も同様に簡単に取付完了。しかし・・・・、

両開きを閉めると中央でぶつかってしまう。
四代目が選択した金具のカブセ量が少なかったことが原因です。選択した金具のカブセ量は「全カブセ」14mm。しかしこのカブセ量は間違っていました。カブセ量「全カブセ」19mmが正解の様でした。

お客様に再度金具を取替えますとお詫びして持ち帰ってきました。代替丁番選びは難しい。まだまだ修業中の四代目です。

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1月 14, 2023 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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