安田屋家具店

落ちていた「バネ」ですが、金具の左側の赤色部分が、クローゼット扉付近に落ちていた「バネ」です。金具内部にあったバネが外れたものと考えられます。 

添付した商品図面の金具は、ある住宅メーカー向けの特注仕様品で、建具が木製で無いため後から加工できないため、後加工しての規格品金具での代替交換ができないものだそうです。全く同じ金具でないと交換ができないようです。

破損金具の各サイズが添付図面と同じサイズであれば、金具の在庫が残っているか工場に確認します。

サイズが違う場合、扉にあいている金具をはめ入れる溝を現行金具の金具サイズに彫り広げることができるかどうかが問題です。扉の材質上、彫り広げることができない場合は、現行の金具での代替え取替ができませんので、修理不可となります。

扉の溝を彫り広げることができるのであれば、現在の最新金具で取替ができます。扉に彫り広げる溝は、直径50mmの円形溝で、深さが7mm必要となります。

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M様宅は扉に彫り込みを行わないで、扉表面に直接金具を取付けています。

これは間違った取り付け方法です。
扉を開けた時に、扉と扉との間の隙間が本来よりも金具の厚み分だけ大きく開いてしまいます。ただし扉開閉には支障は生じないのです。でも本来の取り付け方と違っているので、耐久性・強度は本来の機能よりも低下しています。

ではなぜ間違った取付け方をしているのでしょうか。
住宅建材メーカー、工務店などプロの方が取付け方を知らないはずがありません。扉に溝を彫る手間、費用を省くために扉表面に直接金具を取付けたと思います。

今回の場合は扉８枚あります。扉１枚に３か所の丁番金具を取付けるとして、８枚×３か所=２４か所に円形溝を彫らないとなりません。それを無くせば費用と手間が大きく省くことができると考えたのでしょうかね。なにせ間違った取付け方をしても扉の開閉に支障はないと分かっているのですから。

しかし・・・、
扉に溝を彫る必要が無い「直付けタイプ」の金具が別にあるんです。それを使用すればいいのに、手持ちの金具在庫の関係で「直付けタイプ」金具を使用しなかったのでしょうか。

安田屋家具店からの返信
現状の金具は、本来とは異なる方法で扉表面に取付けてあります。そのため金具が扉表面から金具の厚み分浮き上がった状態で取付いています。

破損した金具は本来、扉に金具をはめ入れるための円形の溝が彫ってあり、その部分に金具をはめ入れて取付ける方法です。

現在と同じ扉に円形溝を彫らないで、扉表面に金具を直接取付ける「直付けタイプ」金具がありますので、その金具で代替えされると良いと考えます。

金具の形状は円形ではなく、四角型となります。取付ビスは片側に4か所ずつ、合計8か所での取付となります。

ご提案する四角形の金具は、扉側に溝彫加工をする必要が無い、扉表面に直接取付けるタイプです。扉１枚に取付いている金具は全て同時に取替えてください。新旧の金具が混在して取付いていると、扉が開かなくなりますのでご注意ください。

金具は１個税込み６００円です。送料２００円が別途必要です。

ご注文は３６５日２４時間いつでもできる安田屋家具店オンラインショップをご利用ください。

クローゼット折戸用「直付けタイプ丁番」の取替方法についてご案内します。

クローゼット内部に入って取替作業ができるスペースがあれば、扉がクローゼット本体に取付いたままの状態で、1人の方がクローゼット内部に入り、もう１人の方がクローゼット外から扉を抑えて作業してください。

破損していない古い金具を2個用意して、扉最上部と最下部に取付け、扉同士が接合している状態で、なおかつクローゼット本体に扉が取付いている状態にします。この状態で扉を閉めます。

クローゼット内部の方が、扉中央部の古い金具が取付いていた箇所に、新しい代替金具をあてがい、金具四方端にあるネジ穴を使用して、４か所の仮止めをします。 次に最下段の古い金具を取外し、その部分に新しい代替金具を先ほどと同じように４か所の仮止めをします。 次に最上段の古い金具を取外し、その部分に新しい代替金具を先ほどと同じように４か所の仮止めをします。

全ての金具を新しい金具に取替えたら、扉を開けて、開閉具合を確認します。開閉に支障が出る場合は、金具取付位置を微調整します。扉開閉に問題が無ければ、金具の残りのネジ穴を使用して確実にネジ止めを行います。 他の扉も同様の方法で新しい代替金具に取替えます。

クローゼット内部に入って作業するスペースが無い場合は、扉同士が古い金具で接合してある状態で、クローゼット本体から扉を外し、床に寝かせます。この状態で先ほどご説明した方法で、古い金具を新しい金具に取替えます。金具は4か所のネジを止めるだけの仮止めの状態にして、クローゼット本体に扉を取付け、扉開閉具合を確認します。

扉開閉に支障がある場合は、扉を再度クローゼット本体から取外し、金具の取付位置を微調整します。

扉開閉に支障がない場合は、扉をクローゼット本体から再度取外して床に寝かせ、残りのネジを全て取り付けます。その後、扉をクローゼット本体に取付ければ修理完了です。

作業は必ず２人で行ってください。
扉を床に寝かせる場合は、毛布などを敷いて、床が傷つかないように注意してください。この方法がお役に立てば幸いです。

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クローゼット折戸用金具の写真を確認しました。形状は第三世代の金具に似ていて、現在の折戸用丁番の少し前の金具ではないかと考えます。

残念ながら全く同じ金具は現存していませんが、この金具を生産した工場が、機能性・耐久性を向上させた後継金具を生産しています。その後継金具である現在の金具で金具で代替えできます。安田屋家具店にて取り扱っていますのでご安心ください。

扉にあいている穴の直径50mm、深さ7mmであれば、この金具で簡単に代替え取り換えができます。扉の穴のサイズをご確認ください。

破損金具の写真で確認すると取付ネジ位置は、穴の外側になっているようなので、ネジ位置も代替金具とほぼ同じではないかと思います。金具は1個税込み600円です。(2019年4月現在)　送料が別途必要です。

この金具は３６５日２４時間いつでも安田屋家具店オンラインショップにてご購入いただけます。ぜひご来店ください。

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しかし同じ工場が、機能・耐久性を向上させた後継金具で取替ができますのでご安心ください。

扉にあいている穴にはめ入れる金具円形部分のサイズも同じなので簡単に取り換えができます。

旧金具と現行金具では、金具を固定取付するためのネジ位置が大きく変更となっています。

旧金具の場合は、扉にあいている穴の内側がねじ取付位置となっていますが、後継金具である現在の金具は穴の外側がネジ取付け位置に変更されています。

添付写真の赤丸部分が現行金具のねじ取付位置となります。この部分には必ず芯材が入っている場所なので、ネジは確実に効きますのでご安心ください。

金具は1個税込み600円。ネジが8本付属します。送料が別途必要です。(2019年4月現在の価格)

この金具は３６５日２４時間いつでも安田屋家具店オンラインショップにてご購入いただけます。ぜひご来店ください。

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破損金具の写真を確認しました。
第一世代の一番古い金具です。
まったく同じ金具はすでに生産中止のため現存していませんが、同じ工場が機能性・耐久性を向上させた後継金具を製作しています。進化した後継金具で代替えができますのでご安心ください。

破損金具と現在の金具の大きな違いが2点あります。
1点は金具の厚みです。
破損金具の厚みは5mm。現在の金具は7mmです。
そのため扉にあいている穴の深さも2mm違います。

旧金具　

新金具　

現在の金具を扉の穴にはめ入れると、穴の深さが浅いため、扉表面と金具との間に2mmの隙間が生じます。

そのため第一世代の古い金具を代替するために隙間を埋める樹脂製のスペーサー部材を取付けた金具での代替えとなります。

2点目の違いは、金具を取付けるためのネジ位置です。
破損金具の場合、扉にあいている穴の内側に金具取付のネジ位置となっています。

現在の金具は、穴の外側にネジ位置が変更となっています。写真の赤丸の位置となります。この外側部分には必ず芯材が入っている箇所なのでネジは確実に効くものと考えます。

金具は1個税込み１，１５０円です。送料が別途必要です。(2019年4月現在の価格)

S様からご返信
早速お返事を頂き、ありがとうございます。
ご丁寧なメールを拝見して、本当に安心しました。その後、各部屋の扉をチェックしたところ、合わせて３個の蝶番が同じように割れておりました。ですので、「代金引換」にて予備を含めて「５個」注文させて頂きたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

安田屋家具店からの返信
すぐに発送いたします。

この金具は３６５日２４時間いつでも安田屋家具店オンラインショップにてご購入いただけます。ぜひご来店ください。

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