T様から静岡に工場があった「丸伸(マルシン)」製のスライド書棚BookMan(ブックマン)の扉に使用されていた丁番が破損したので困っているとのご相談がありました。スライド書棚が初めて世の中に登場した当時、安田屋家具店は岐阜地区代理店として数多くスライド書棚を販売したものです。スライド書棚で一世風靡した「丸伸(マルシン)」も時代の波には逆らえず、かなり以前に家具事業から撤退してしまいました。

T様からのご相談
スライド本棚の蝶番が壊れたので購入しようとして探したら、安田屋家具店が扱っているようですので、まだ購入出来るのかお伺いいたします。依頼部品は、マルシンの20-A20蝶番1ケです。

安田屋家具店からの返信
マルシン製のスライド書棚「ブックマン」の扉に使用されている丁番は、生産時期によって使用されている金具が異なります。

「20-A20」の刻印がある金具は恐らく下記の金具と考えます。

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5月 25, 2024 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

京都市のU様より、スライド書棚の扉に使用されているアングル丁番金具の耐久性についてお問い合わせがあった。

本日、20年近く前に購入した、大型スライド式本棚の「ガラス付きスライド棚の扉」の片側(右側)の蝶番が突然、破断しました。

「RABBIT」という刻印があり、ネットを検索したところ「RABBIT社製のアングル蝶番」がヒットし、安田屋家具店での取り扱いがあること知り、この度注文させていただきました。

さて、少しご相談なのですが、もう片側のガラス付きスライド棚(左側)の蝶番は今のところ、無事のようなのですが、この蝶番の耐用年数というのは、どれくらいのものなのでしょうか?

大きな衝撃を与えた覚えもなく、本日まで使用していたものが突然破断したため、困惑しています。様子を見て、また、「事が起こってから」注文させていただいた方が、よろしいでしょうか。妙な問い合わせで申し訳ございません。お時間に余裕がございましたら、メールにて、ご回答いただければ幸いです。

安田屋家具店からの返信

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2月 7, 2018 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

熊本地方における地震に心からお見舞い申し上げます。
今回の地震の被害にあわれてしまった熊本のN様より、スライド書棚に関してのお問い合わせがあった。

熊本市のNと申します。
この度の地震で「本屋のスライド書棚」、25年くらい前に買った(広島市で購入) 本棚のスライド棚3つが外れガラスが一枚破れました。また、上部のシリコンかプラスチックのローラー一個が外れています。修復可能でしょうか。よろしくお願いします。

安田屋家具店からの返信
お問合せの「本屋のスライド書棚」に関しまして、扉のガラスは簡単に取り替えられるようになっているはずです。扉裏側にガラスを細い棒(木製)でとめてあるはずで素。棒のところどころに釘を打ち付けて固定してありますので、釘を抜いて棒を外せば、ガラスの入れ替えができます。ガラス屋さんで同じサイズのガラスを用意してもらえれば、取外した木の棒を使用してガラスを取り付けることができます。

次に天板のレールにはめ込んであるローラーですが、スライド書棚の生産がほぼなくなったことで、部品がなくなりました。

調べたところ、スライド書棚と同じ形式のスライドボックスに使用されている似たような金具は現在ありました。ただし「本屋のスライド書棚」に代替できるかどうかがわかりません。ボックスの穴に金具をたたいて入れ込む形式のようです。

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お役に立つ情報であれば幸いです。

お客様からご返信
ありがとうございます。サイズは19mmでおそらく適合するものと思います。なんとかなるかと思います。ネットで調べる限り修理に対応してくれる店は熊本にはさそうでしたので貴店にお願いしたところです。大変ご迷惑をおかけしました。貴重な情報ありがとうございます。今後使いつずけるかも含めて検討したいとおもいます。

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5月 3, 2016 · Posted in その他の家具修理  
    

 アングル丁番金具についてのお問合せがありました。

 「本箱の蝶番が折れてしまいました。 「マルシン20-A20」と刻印されています。 これに見合う蝶番がありますか?」という内容でした。

 「マルシン」、ひょっとしてかつて家具業界で一時代を築いた「スライド書棚」メーカーの「丸伸 (マルシン)」のことではないかと直感しました。本箱と書かれているので、多分間違いないと思います。

スライド書棚

 かつてスライド書棚を製作していた「マルシン」では、書棚の扉に使用していたアングル丁番金具に自社名「マルシン」を刻印させた金色のオリジナル金具を使用していたことがありましたのでそう思いました。「20-A20」のAは、恐らく金具工場の何かの識別の刻印だと思いますので、あまり重要な意味は持っていません。アングル丁番金具を取り替える場合に重要なのは、金具のサイズです。今回の場合は「20-20」がとても重要です。「アングル丁番金具20-20」を入手すれば、簡単に取り替えることができます。

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11月 25, 2011 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

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