10月22日(火)は、「2024 飛騨の家具フェスティバル」のた四代目は高山へ出張します。

臨時休業 10月22日(火)

そのため10月22日は四代目が在店できませんので、ご迷惑をおかけしますが【臨時休業】とさせていただきます。

朝、安田屋家具店を出発し、郡上市から「せせらぎ街道」を通り、飛騨高山に向かいます。途中、こんな紅葉が見れたら良いのですが、まだ少し早いでしょうね。

「せせらぎ街道」から高山に入って直ぐに立地する「カシワ木工」工場・ショールームを最初に訪れます。その後、近くの「甚五郎らーめん」で昼食をとるか、時間が早ければ「飛騨産業」ショールームに向かいます。

昼食がまだであれば、焼きそばの「ちとせ」、「新井こう平製麺所」のこう平うどんのどちらかで食べる予定。

その後はフェスティバル会場である「飛騨・世界生活文化センター」に向かい、新作家具をチェックします。特に近年若い家具職人が数多く飛騨・高山に工房を構えているので、その意欲的な家具を確認します。昨年はとっても良い両肘椅子を購入しました。今回もいい出会いがあることを祈ります。

その後は「日進木工」「シラカワ家具」「イバタ家具」などの家具ショールームで新作家具を見て、四代目の目にかなう商品があれば展示品として購入する予定です。

夕方5時ごろまで飛騨・高山市内を駆け巡り、帰路は「国道41号線」を通り、安田屋家具店に帰社するのは8時を過ぎる頃でしょう。安全運転で無事に帰ることを優先します。では行ってきます。

あっ!、お土産の「甚五郎らーめん」を購入するのを忘れないようにしないと・・・。

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10月 22, 2024 · Posted in 四代目のつぶやき  
    

 題名「REGARONE椅子の張替」といわれても、一般の方にはピンと来ないですよね。
 「REGARONE」とは、レガローネと呼び、飛騨・高山に工場のある【日進木工】が20年ほど前に生産していたダイニングチェアーのことです。家具販売に携わっているプロならば、直ぐわかるはずです。家具業界に入って10年未満の方は、わからないかも知れませんね。二昔前のことですからね。

 20年ほど前の「REGARONE」シリーズに限らず、当時生産していたダイニングチェアーなどのデザインは、現在の【日進木工】の商品デザインと大きく違いますので、「ぇっ、これって日進木工」と思われるかもしれません。どちらかというと現在の軽やかな北欧デザインではなく、重厚なデザインが多かったです。またダイニングチェアーの軽量化もまだ考えられていなかったか、考え始めようとしていた時期であったかと思います。

 さて今回、安田屋家具店のホームページにて「REGARONE」シリーズの椅子修理をご覧になられて、13年前に購入された「REGARONE」シリーズのダイニングチェアー張替修理に関するご相談がありましたので、お客様へのご返答とあわせて「REGARONE」シリーズをお持ちの皆様に対してお伝えいたします。

 「REGARONE」シリーズはデザイン3タイプ、7種類のダイニングチェアーがありました。まずはちょっと重厚感あるデザインの背・座面ともに生地が張ってあるタイプです。写真の椅子は本革張りです。布張りもありました。当時の価格で両肘付/ RGC-001の本革は税別72,000円、一番安い布張りで税別47,000円。肘無し/RGC-003の本革は税別66,000円、一番安い布張りで税別41,000円。(1992年カタログ)

 次に同じデザインで、背もたれ部分が籐四つ目シート張りになっているタイプ。同じ飛騨・高山に工場がある【シラカワ】のルーベンスシリーズを意識したデザインですね。写真の椅子は本革張りです。布張りもありました。当時の価格で両肘付/ RGC-002の本革は税別53,000円、一番安い布張りで税別45,500円。肘無し/RGC-004の本革は税別47,000円、一番安い布張りで税別39,500円。(1992年カタログ)

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 次に少しハイバックになったデザインの椅子です。当時、安田屋家具店でも多く販売していたダイニングチェアーです。写真の椅子は布張りです。本革張りもありました。当時の価格で両肘付/ RGC-005の本革は税別91,000円、一番安い布張りで税別61,000円。肘無し/RGC-006の本革は税別81,000円、一番安い布張りで税別51,000円。(1992年カタログ)。背もたれ木部の接合部のご修理をここ最近安田屋家具店では行ないました。

 そして最後にリビング・ダイニングチェアーとして両肘タイプのみのRGC-009です。写真の椅子は布張りです。本革張りもありました。当時の価格で本革は税別88,000円、一番安い布張りで税別55,000円。

 各椅子の張替ですが、基本的にはまずお買い求めになられた家具店に張替修理のご相談をされることをお勧めいたします。ただお買い求めになられた家具店が閉店していたり、遠方であった場合は、お住いの場所近郊の椅子張り職人に相談されるとよいかと思います。電話帳の「家具修理」または「椅子張り替え」欄をご覧になられると数店掲載されているはずです。また地域によっては、隣の市町村に椅子張り屋さんがあっても、営業範囲内である場合もありますので、多少範囲を広げてお探しになられることをお勧めします。

 ただし上記でご紹介したRGC-001、003、005、006に関しては、現在の布地を取り外す時に木部を傷付けてしまう職人もいますので、どの職人がよいのか、職人の技術力を十分に吟味する必要があります。

 RGC-002、004に関しては、取外せる座面となっていますので、どの職人でも仕上がりに変わりはないかと思います。ただ背もたれの籐部分は椅子張り職人ではできずに、別の籐職人で行う場合もあります。そうすると二度手間となり修理費用も高くつきます。ですからこの場合は、飛騨・高山の工場にて修理を行なわれた方がよいかと思います。

 RGC-009に関しては、それほど難しい張り方ではありませんので、わざわざ飛騨・高山の工場で修理しなくても、ご自宅近郊の椅子張り職人で行なえばよいかと思います。ただしいずれの場合も、1店だけで見積を取るのではなく飛騨・高山の工場で行う場合とを相見積もりされてから修理されることをお勧めします。

 いずれのダイニングチェアーの場合でも張り生地を本革で行う場合は、地元の職人よりも飛騨・高山の工場のほうが安い場合があります。本皮の場合は、地元の職人ですとあまり本革を材料として持っていませんので、廃棄するロスの部分が多くなってしまい割高になります。飛騨・高山の工場の場合は、大量に材料を仕入れてダウンをはかり、また無駄なく材料を使用できるため廃棄するロスが少ないので割安なのです。本革を希望される場合は、生産工場での修理価格を必ず確認されるとよいですよ。

 総合的に考えて、張り生地の実物サンプルで色を確認したり、梱包作業、往復運賃などのことを考えるとご自宅近郊の地元の椅子張り職人で張りかえられることをお勧めいたします。

 以上、お役に立てれば幸いです。
 最後に、「REGARONE」を製作した飛騨・高山の工場への修理窓口は下記の通りです。

工場名 にっしんもっこう
電話  0577-34-1122
FAX  0577-34-7311
メール support@nissin-mokkou.co.jp

 尚、ご連絡されるときには「岐阜の安田屋家具店の紹介」と先に伝えると対応がよくなることと思います。

 ご不明な点がございましたら、何なりとご相談ください。
 ちなみに安田屋家具店でも「REGARONE」の張替は承っておりますので、お気軽にご相談ください。

尚、張り替えられる布地などは下記サイトの布地サンプルをご参照ください。
シンコー布地サンプル
シンコービニールレザーサンプル
サンゲツ サンプル

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2月 20, 2011 · Posted in 椅子張替え  
    

安田屋家具店のウィンドウディスプレイの展示入れ替え作業を行いました。

新しいディスプレイとして、先日入荷してきた飛騨・高山の工場で製作されたダイニングチェアーにしました。ただそれだけでは寂しいので、天童木工のダイニングチェアーも1脚一緒に展示しました。展示した3脚はとっても軽い椅子なんです。一番軽い椅子の重量わずか3.4キログラム。軽い椅子、【 軽チェアー 】をウインドディスプレイのテーマとしました。

軽い椅子、【 軽チェアー 】だということを表現するために、ダイニングチェアーを空中に浮かせてみました。

店内側から撮影しました。
空中に浮かんでいるように見えますよね。
真上から撮影してみます。

高さの感覚がわかりずらいと思い・・・・、

写真を撮っている四代目の脚を入れてみました。
ブルブルと足が震えます。
立っている場所は2階の梁部分、幅わずか20センチの場所です。
椅子はピアノ線で2階から吊り下げました。
四代目一人で吊り下げ作業をしましたが、椅子が軽いので簡単にできました。
このディスプレイ、いつかやってみたいとずっと考えていたものなんです。
やっとこさ実現できました。

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7月 21, 2010 · Posted in 商品紹介, ダイニングルーム  
    

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