安田屋家具店

金具の違いは、お送りしたRABBIT刻印の金具は日本国内で生産された日本製です。コの字部分にビス穴が開いている金具は中国産です。

日本製と中国製の違いは使用されている素材です。日本製は不純物が混じっていない合金を使用していますが、中国産は不純物が混じった素材です。そのため強度の違いがあり、日本産は中国産よりも耐久度が高いです。

ただし中国産もすぐに壊れるというものではありませんが耐久年数は低いです。

またコの字部分にビス穴があいている金具の多くが、この部分が割れて破損する事例が多いです。破損した金具は微調整が利かないため、家具のゆがみが金具に影響します。コの字部分のビス穴を使用して金具を固定すると密着するのですが、この部分に家具のゆがみの影響が出て破損につながりやすいです。

そのためお送りしたABBIT刻印の金具を使用されることをお勧めします。尚、この日本製金具は2019年に生産終了したため、在庫限りの商品です。なくなるとご紹介したような中国産の金具のみとなります。

お送りしたRABBIT刻印の金具を取付ける際、コの字部分のビス穴が無い箇所と家具本体とを密着させて取付けることが重要です。隙間が空いていると強度が落ちますのでご注意ください。

お送りした金具と、今回添付した金具との交換は可能です。
交換を希望される場合は、お送りした金具をお手数ですが下記住所まで返送ください。届き次第金具を取替えて発送します。

ちなみに1枚の扉に取付いている金具は、同じ種類の金具に同時に取替えてください。1個でも金具が破損した場合、他の金具も影響を受けています。1枚の扉に新旧金具が混在して取付いていると、新しい金具の強度、耐久性が落ちますので、必ず同時に取替えてください。

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扉側に取付ける金具円形部分に３か所のネジ穴、家具本体側板側に取付ける部位に３か所のネジ穴。さらに家具本体側板の木口に取付けるネジ穴が１か所あります。この部分が通常タイプには無いネジ穴です。初期タイプの金具に多く見られました。

日本国内で生産された証である「RABBIT」刻印があります。

安田屋家具店に２９個のみ在庫があります。
この在庫数が無くなると、日本国産丁番 RABBIT刻印 ２０-２０金具は現存しない金具となります。

そのためその後は、生産終了したり廃業した工場にあったRABBIT刻印の金型を中国に送り、RABBIT刻印を消したノーブランド金具として中国で生産した金具での交換となります。

恐らくRABBIT刻印の金型を使用していると思われるので、見た目の形状・サイズはほぼ同じです。違いは素材のみとなります。

「日本国産丁番 RABBIT刻印 ２０-２０ シルバー(銀)色」は、２４時間３６５日いつでもご注文いただける安田屋家具店オンラインショップをご利用ください。

在庫２９個が無くなり次第、現存しない金具となります。必要な方は早めにご購入下さい。完売次第に販売終了となります。

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RABBIT刻印の金型を使用しているので、見た目・サイズはほぼ同じです。

今後このノーブランド品の商品ページを掲載しますので、ぜひご利用ください。

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このことから恐らく、生産終了した工場や廃業した工場に残っていた金型を中古として仕入、それを中国に輸出し、ロゴマークを削り取り、ノーブランド品として生産しているため、かつて存在していた日本製丁番の形状と酷似していると思われます。酷似どころか、かつて存在していた日本製丁番そのものですよ。

「日本製丁番 RABBIT刻印」に酷似した形状の丁番もあります。

K刻印丁番の形状に酷似した丁番もありますね。

これ以外にもまだまだたくさんの種類がありました。入手できる丁番金具を全て取寄せて、作り方がしっかりしているか、塗装がちゃんとされているか、接合部に問題はないか、重さはどうか、動きはスムーズかなどを吟味し、四代目の家具屋歴４１年の経験から判断して、「日本製丁番 RABBIT刻印」の替りとして安田屋家具店が自信を持って提供できる金具を選定しました。

まず「日本製丁番 RABBIT刻印」の代替品として採用した金具はコチラです。GB色と仙徳色(ゴールドのような色)の２色あります。

「日本製丁番 RABBIT刻印」と比べてみると・・・、

「日本製丁番 RABBIT刻印」の形状に似たいる金具が２種類ありましたが、吟味した結果、写真で紹介している金具を採用しました。耐久性、強度的にもいいように感じました。

続いて、現在安田屋家具店で販売している「K刻印丁番」、この形状に似た金具もありました。

ほぼ同じように見えましたが、K刻印金具の方がもともと日本国内で生産していた金具でもあることから、今まで通り「K刻印丁番」を販売し、ノーブランド品は採用しませんでした。

K刻印丁番はも仕入れている金具問屋に確認すると「九州地方の工場で生産されているようですが、確認します」とのことです。本当に九州地方の工場で生産されていたら、日本国産丁番となるわけですから、そこのところは重要な事なんです。しっかりと確認するよう念を押しておきました。確実なことがわかったらご案内します。

それまでは不確かな事なので、中国産金具である確率の方が高いことをご了承ください。

さて「日本製丁番 RABBIT刻印」の代替品を決めたので、これから金具を取寄せ、写真撮影を行い、サイズ図を作成しないとなりません。四代目が理事長を務める美殿町商店街振興組合のイベント企画・立案・根回し作業も重なり、しばらくは大忙しです。あーあー、もっと時間が欲しいと願う四代目です。

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