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想い出の応接セット張替

ご主人と一緒に若かりし頃にお買い求めになられ、以来ずっと使い続けてきた想い出がたっぷりと刻み込まれた応接セット張替のご相談がありました。

カリモク製の金華山織り布地で仕上げてある、クラッシックデザインの応接セットです。今ではすっかり見かけなくなった応接セットです。そう、リビングセットではなく「応接セット」と呼ぶのにふさわしいデザインですね。

両肘椅子

今から30年ほど前には一般的によく出回っていたデザインで、カリモクはもとより、マルニ、モリシゲなどの数多くの工場も同様なデザインの応接セットを作っていました。

 正面

当時カリモクは「マネモク」と呼ばれていた時代で、他工場が製作して人気が出た商品デザインとそっくりなデザインの商品を価格を下げて作っていたからそう呼称されていました。(もっとも業界内部での話しですが)

 背面

座クッションが取り外しできるものの、残り部分は総張り仕上げです。

お客様からは同じような生地で張り替えたいとのご希望ですが、残念ながら現在では当時の雰囲気ある金華山織り布地はなくなってしまいました。そんな中、数ある布地の中からお客さま宅のお部屋のインテリアにピッタリマッチするトルコ製布地をご提案させていただきました。価格も1m 8,000円ほどの張替用布地としてはかなり高価なランクの布地です。

張替後は、ガラッとイメージが変わります。

クラッシックデザインでありながら、モダンであり、シックであり、エレガントでもある「応接セット」から「リビングセット」になります。

ご期待ください。

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4月 1, 2010 · Posted in 家具リフォーム・修理, 椅子張替え  
    

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