昨日の30年前のカリモクの椅子に引き続き、今回は20年前のマルニのソファー修理です。日本国内にてトータルで家具を製造していた家具工場として、愛知のカリモク、広島のマルニ、東京のコスガの3工場が主力であり、互いに競い合っていました。東京のコスガは数年前に廃業してしまい、現在はカリモクとマルニが2大家具工場ということでしょうか。もっとも全盛時に比べれば、どちらとも少し小さくなりましたね。

 さて今回お客様から相談いただいたのは、20年前のマルニ製本革張りソファーの張替修理でした。安田屋家具店の資料室にて1990年マルニカタログを引っ張り出してきました。

本革張りリビングチェアーのページを確認すると・・・・。

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6月 2, 2011 · Posted in 椅子張替え  
    

東京都のK様よりメールでのお問い合わせがありましたのでご紹介いたします。当店でもよくご依頼がある曲木椅子の座面籐シート張替です。

チェコスロバキアのdrevonia製の椅子が壊れてしまいました。
同じ物を購入したいのですがなかなか見つからずもし、手に入れられるところがあればお知らせいただきたいのですが、かなわない場合、近く、修繕したいと考えています。籐シートというのでしょうか、乾燥した植物編み込んである8角形の升目が出来ている物です。
御社のホームページにもにたものがありました。修繕をお願いしたいのですが可能でしたら修繕の見積など教えていただいてもよろしいでしょうか。よろしくお願いいたします。

安田屋家具店からの返信
写真を見ますと、曲げ木家具の座面に使用されている籐シートは「五分カゴメ編みシート」を使用してあります。手編みではなく、座面周りに籐丸芯材を打ち込んでシートを張り込む方法の「溝決め込み仕上」のようです。比較的安価に張り直し修理ができます。今回の座面の大きさが43cm以内で、無着色の生地仕上げ、溝決め込み仕上げですので、税込1脚13,000円です。お届けします際の片道送料も含まれています。ただし修理前に当店にお送りいただく送料はお客様負担となります。

6月 4, 2011 · Posted in 椅子張替え  
    

 先日お客様から切実なメールが届いていました。
 「大阪・京都で何件か相談しましたが張替を断られた椅子があります、一度画像を参考にお見積りお願いいたします。」 メール文と一緒にその椅子の写真が添付されていた。何とか修理できないか、各方面に問合せをしました。特殊な椅子のため、中には初めて問合せをする工場もありましたが、お客様のためです。

パイプフレームの椅子本体に厚革を包み込んで縫製してあります。
手縫いではできません。
専用の機械が必要となりますが・・・・・、その機械を持っている職人がいません。

5件の職人工房に確認を取りましたが、各工房ともこの厚革を縫いこむためのミシン機をやはり持っていませんでした。そのため縫い込み作業ができないとのことで、残念ながらご相談の椅子の張替修理は当店にてはお請けできないご報告となりました。

カリモクなどの大きな工場であれば、ミシン機などを持っていると思われますが カタログ掲載商品を製作するためのもので、修理などは受けていないようです。 このデザインの椅子の張替は、難しいかと思います。

安田屋家具店でも修理できないものがありました。残念です。

6月 6, 2011 · Posted in 椅子張替え  
    

昨日に引き続きお客様からの切実なメールが届きました。
「総革張りソファーの件で教えてください。イタリア製白色3人掛けですが、年間数日程度しか使用していない山小屋に置いてあるためカビが発生してしまいました。広範に発生していた為、外せる部分を外して自宅へ持ち帰り袋にいれたまま置いていたら全体が黄土色様に変色してしまいました。元の色、或いは黒色への塗り替えは可能でしょうか?その際の、費用等は如何なものでしょうか?教えてください。因みに、殆ど使用していない為、革そのものにヘタリ及び傷とうは有りません。宜しくお願い致します。」

ソファーの本革が変色してしまったとの内容。
黄土色に変色してしまったものを、元の純白色に戻すことは、本革クリーナーをいかに使用しても難しいですね。ご相談内容の革材の染め直し(塗替)については、本革を染色することとなります。技術的には濃い色に染め直すことは可能でしょうが、ソファーに張り込まれた本革をそのままの状態で染め直すことはできません。いったん縫製を解いて材料にしてからの作業となるものと思います。そして染め直した後、再度張り込み作業となるわけですが、本皮のため材料が縮むことが考えられます。すると元に戻すことができません。

総合的に判断して、残念ながら当店の職人ではできない修理ないようです。
もちろん小さな部分補修の為の着色材やクリーナーはありますが、クッション全体の色を変えたり黄ばみを落とすことはできません。あくまでも部分補修用の対応となります。

あーーーー!!、昨日に引き続き、またもや修理できない。
残念、無念!!! まだまだ未熟者です
さらにさらに修行と勉強、情報収集を密にしないとお客様のお役に立てません。
四代目、さらに努力努力です。

6月 8, 2011 · Posted in その他の家具修理  
    

 今朝一番に、待ちに待った商品が入荷してきました。

 この荷物姿を見たらすぐにわかりますよね。
 特に左側のニョニョッとなってる物体・・・・。
 そうです、「ハンギングチェアー」です。
 フジテレビ月9ドラマ「月の恋人」で、木村拓也(キムタク)演じる社長室においてあったことによって注目を浴び、今はカゴメ野菜ジュースのテレビコマーシャルで再びお茶の間で見られるようになり人気継続中の商品です。5月末~6月初旬で入荷予定であった約20脚の中の1脚です。2ヶ月ぶりにやっと安田屋家具店に展示できます。

 到着した「ハンギングチェアー」は、本体(カゴ)と専用スタンドの2個口です。

 お客様宅へのお届け時の状態もこのようになります。本体が入っている箱は大きいのですが、見た目よりも重くありません。四代目も一人で持てました。専用スタンドは持ちやすいのですが、重量のバランスが床設置面側にあり一人で持つととても持ちにくいですね。スタッフと二人で移動しました。まずは専用スタンドの梱包を解きます。巻きダンボールとプチプチを二重に巻きつけて厳重に梱包してあります。

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