アベチャンの地方創生・地方再生、地域おこしによって、おととしから税金のバラマキが行われているんじゃないのと思ってしまうことがおきている。
おととし、去年は、地方の商店街を中心に「まちづくり補助金」や「にぎわい補助金」に相当な税金のバラマキがありました。2年間で全国約3,000以上の商店街がこの補助金を使用してイベントなどを行いました。ただし一過性の事業がほとんどで、「金の切れ目が縁の切れ目」というように、補助金がでない今年も継続して開催する事業は大幅に減少することでしょう。
本来の補助金の意味を理解せず、「貰えるものは貰っとこう」という発想がほとんどで、一過性のイベントに使用してしまう傾向が高いです。
この補助金を全国に適用させたことで、東京一極集中や消費税増税、地方疲弊など国民のガス抜きを図ったとしか思えないんですが・・・・、どうなんでしょうかね。
地方商店街への直接的な補助金は2015年には少なくなったのですが、今年は全国地方都市へプレミア付き商品券発行の補助金という税金のバラマキが行われるようです。
ネットで「プレミア商品券」で検索すると・・、出るわ出るわ、全国津々浦々の地方都市のプレミア付き商品券がヒットします。地方都市の消費を喚起することが目的のようですが・・・・、これも国民のガス抜きの一つなんでしょうかね。
安田屋家具店が立地する岐阜市も「岐阜市プレミア付き商品券」を岐阜商工会議所が事業主体となって発行されます。7月1日から販売され、1千円券の商品券12枚つづりが1万円で購入できる。ただし一人5万円まで。(下記の追加情報をご覧ください) そして20%のプレミアがつくんです。
夫婦二人で10万円購入すれば、2万円分のプレミアがついて12万円使用できる、今の金利を考えれば20%のプレミアは大きいです。
5月1日からこの「岐阜市プレミア付き商品券」の取扱事業者募集がスタートしています。美殿町商店街振興組合の理事長である四代目は、直ぐに岐阜市商工会議所に行き、チラシ、取扱事業者申込書、募集要項を30組合員分もらったのです。
会社に戻り、美殿町商店街振興組合員へ取扱事業者募集の案内文を作成し、商工会議所からもらった資料と一緒に配布したのでした。とりあえず取扱事業者にならないとお客様の商品券利用をみすみす逃すことになりますので、とりあえず取扱事業者になっておかないとなりませんからね。
しかし岐阜市民のどれほどの人が「岐阜市プレミア付き商品券」のことを知っているのでしょうか、少々疑問です。認知度がまだ低そうですから・・・・。
2015/6/12 追加情報
おふとんのお店「すずきや」の若旦那が説明会に出席して聞いた情報によれば、「岐阜市プレミア付き商品券」は購入金額の上限はなく一人どれだけでも購入できるそうです。ただし販売する銀行窓口で購入する場合の1回の上限金額は5万円までとのことです。購入した後に再度何回も並びなおしたり、他の銀行窓口に購入に走れば、1回ごとに5万円ずつ購入できるそうです。なので実質、いくらでも購入できるんですって。
そして「岐阜市プレミア付き商品券」を使用するときは、1店舗で一度に使用できる金額の上限は30万円までとなっているそうです。ただしこれも商品ごとに別々にに購入すればいくらでも使用できるみたいですね。先行している市町村ではすでにいろいろな問題が発生しているようなので、今後いろいろと条件が変わる場合もあるみたいです。