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続 70年前の婚礼家具 座鏡台

先日お伝えした90歳になられるお母さまから、お嫁入の時に持参した座鏡台の塗り直しリフォームをご用命いただいた。

今では珍しくなってしまった「桑の木」を使用して作られていた。今回の塗り直しリフォームは、鏡枠も含めて木部分を全て塗りなおす修理内容です。一番重要な鏡部分はこのまま使用できる状態なので、取り換えないことにした。

ご結婚されてから70年間お母様を見つめ続けてきた、お嫁入当時のままの鏡を使用することができることはなんてすばらしいことなんでしょう。

お預かりしてから約2週間。
仕上がってきました。ご婚礼道具として持参された当時の新品同様にリフレッシュしました。ご覧ください。

引き継いで使われる孫娘様のご希望もあり、少し濃い色に仕上げました。

天板上のシミや汚れは全て削り落としました。

引き出し内部も洗ってありますので新品同様です。90歳の祖母様から譲り受けたお孫様は、今日からまた少なくとも70年はお使いいただくことができます。新しい想い出を刻み込まれ、祖母様の想い出と一緒に愛着を持って使い続けられることを願っております。

そしてその先、子孫代々と受け継がれていくことを願っております。

今回の塗り替えリフォーム費用は、税込48,000円でした。岐阜市内のお客様でしたので、引取、お届けは四代目が行いましたので送料は無料サービスです。

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7月 1, 2018 · Posted in 古い民芸家具リフォーム  
    

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