2023年11月16日(木)、聴神経腫瘍摘出手術後の12年目の定期検診に、東京都中野にある「東京警察病院」に行ってきました。当日は秋晴れで、新幹線の中から富士山がとってもきれいに見えました。
自宅を7時40分に出発。
東京警察病院に11時に到着。
直ぐに血液検査のための採血を行う。その後12時30分からの造影剤によるMRI撮影までの1時間30分、病院待合にて時間を過ごす。その間朝からずっと食事制限が続き、腹が減るが我慢。お茶を飲んでごまかす。
MRI撮影は約30分。
30分後に、主治医である脳神経外科医 河野道宏先生の外来受診があるので、それまでもう少し昼食を我慢、我慢。
1時40分に最初の外来受診が四代目だった。1年ぶりにお会いする河野先生は以前と変わらないお姿でした。MRI画像を確認していただき、聴神経腫瘍の再発が無いことを診断していただいた。
赤矢印の部分に聴神経腫瘍が見つかった部分。腫瘍があるとその部分が白色に写っているのだが、何もなく再発が無いことが確認できる。
河野先生にお礼を言って12年目の定期検診が無事に終わった。腹減ったぁーー、昼飯食べに東京警察病院を出て中野駅方面に向かう。今回は中野ブロードウェイ2階にある老舗天ぷら屋さん「住友」に行くと決めていた。昼営業は3時までなので少し焦る。
中野ブロードウェイはインバウンドによる外国人がたくさんいた。天ぷら屋「住友」に入ると数組の外国の旅行客が天丼などを食していた。この「住友」はかつて北島三郎さんや東京都知事であった青島幸雄さんが贔屓にしていたお店らしい。上京したのだからと、車エビ付きの「天ぷら定食B」税込み1,250円を注文。閉店の3時が近づくも、ひっきりなしに来店が続く。
四代目が45年前の大学生時代には存在していた店だが、貧乏学生にとっては食す機会などなく、まったく知らなかった。今は簡単にインターネットで情報が得られるので、こんな隠れた名店も知ることができて便利です。
てんぷらは四代目が座った席の目の前で揚げている。いいにおいがプンプン漂い、空腹の四代目にはこたえるねぇー。
注文して待つこと10分。車エビ付きのB定食が出てきました。
車エビ2本、いか、きす、ナス、レンコン、春菊、さつまいも、ご飯、みそ汁、漬物、天つゆ。
車エビはぷりっぷりっで、美味いうまい。空腹の四代目はあっという間に完食です。お会計をして店を出る。
今回の東京行きは、定期検診、「住友」で天ぷらを食す、大学生時代に4年間住んでいたアパートの大家さんに20年ぶりに会いに行く事、大学の同期生と再会することの4事業を行うと決めていた。遅めの昼食後は京王バス92番に乗ってバス停「徳田」を目指す。
バス停「徳田」で下車すると、45年前の四代目18歳の時から22歳までの4年間を過ごした懐かしい街の光景が広がっていた。とはいうものの、街並みはすっかり変貌していた。バス停から徒歩3分の所あるアパートの大家さん家を訪問。
「岐阜の鷲見です」とインターホンを鳴らす。大家さん、ビックリするものの四代目とすぐに気づき迎えてくれた。この大家さんは、安田屋家具店三代目「鉄郎」の東京に嫁いだ姉の旦那さんのお姉さんの家なんで、四代目にとっては少し遠い親戚になります。
当時のご両親はすでに他界していて、娘さんが後を継いでいる。45年前の思い出話に花が咲き、1時間ほど滞在した。その後、アパート界隈を散策した。当時、近くに住んでいた友人「水間」君が住んでいたアパートを発見。
リフォームされているようだが、雰囲気は全く変わっていない。
「水間」君が住んでいた1階部屋への玄関通路は42年前から変わっていないんじゃないか。
この一番奥の部屋だったよな。
お互いのアパートが歩いて5分程度の距離だったのでほぼ毎日のように行き交ってたな。音楽、映画、恋愛、勉強など、いろんな話をしました。「水間」君、今も変わっていないかな。
四代目のアパートは、風呂無し、トイレ・洗い場共同の4畳半で月々家賃17,000円。水間君は6畳間の風呂付で確か4万円ほどだったかな。風呂付は憧れでしたが、貧乏学生の四代目には難しく、引越もしないで4年間同じアパートに住んでいました。遠い昔話のようですね。
近くに大学生時代にたまに外食した蕎麦屋「増田屋」があったと探すが・・・、見当たらない。数年前に訪れた時にはまだ営業していたて「カレーうどん」食べたんだけどなぁ。
大学生時代、風邪気味の時は決まって増田屋の「なべ焼きうどん」を食べて治そうとしていた懐かしいお店。
建物そのものが無い。
廃業していて、そこはビルが建っている場所だった。寂しい。
さあ、この後6時に東京駅 丸の内側にある「丸の内センタービル」地下1階の居酒屋「庄屋」に集合し、大学時代の同期生3名と1年ぶりの再会。家族へのお土産も買わないとならないので時間が迫って来てる。焦る四代目。急いで東京駅を目指して出発。
大学同期生との会話も昔話で話が尽きることは無い。今回はゼミ同期生の「宮田」「久保田」「粂川」四代目の4人が集結。年金生活を送っている者、再々就職で頑張ってる者、自営の四代目と皆それぞれ一生懸命です。後輩の当時の住所録が出てきたので、年末に年賀状を出して何人に連絡がつくかやってみることにした。皆覚えてるかな???
旧友との会話は時間が経つのも忘れ、あっという間に2時間以上が経過していた。またの再会を約束してその場で散開。9時30分頃の新幹線に乗り、一路家路へ急ぐ四代目でした。聴神経腫瘍の再発も無く、楽しい一日を過ごすことができた。また来年13回目の定期検診での上京を計画しないとね。
あっ、しまった、同期会の写真撮るの忘れた。うっかりミス。残念。