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堀込タイプのマグネットキャッチ

先日ご紹介した「堀込タイプ オートヒンジ用マグネットキャッチ」について、部品は現存していないので現存する「直付けタイプ」部品での代替えのお話です。

安田屋家具店より返信
いろいろ他工場のマグネットキャッチも調べてみましたが、やはりオートヒンジ用の堀込タイプはやはり現存しないようです。

代替えとしては、直付けタイプの金具を使用することとなります。取付けに際して、二つ方法があるかと考えます。

一つは、現在家具本体に彫られているマグネットキャッチ埋め込みのための堀込部分を木材を使用して埋めます。マグネットキャッチ取付部分が平らになりますので、直接マグネットキャッチを取付けます。彫り込み部分の高さだけオートヒンジの平板の長さを切断して調整する必要があります。

二つ目は、直付けタイプのマグネットキャッチがはまり込むように、家具本体に彫られている堀込を彫り広げる作業が必要です。直付けマグネットキャッチのサイズが、横幅130mm、奥行19mmですので、このサイズに堀込を彫り広げた後、直付けタイプのマグネットキャッチを取付けます。直付けタイプの厚みは14mmですので、破損した堀込タイプと同じですが、掘り込み深さが11mmとなっていますので、若干代替えとして使用する直付けタイプの金具がわずかに飛び出る場合がありますので、オートヒンジの平板の長さを切断して調整する必要があります。

このどちらかの方法で、直付けタイプのマグネットキャッチを取付ける修理内容になるかと考えます。いずれにしても現存する直付けタイプのマグネットキャッチが取付くように家具本体側を加工する必要があります。

一般の方での作業が難しい場合は、昔から続く家具店や建具店、または家具修理店に依頼されることをお勧めします。

K様からの返信
最初に多方面に渡り対策をご検討ありがとうございます。ご提案につきまして残念ながら自力では対応が難しいようですね。
家具店に依頼するかどうか検討してみます。

今回のサポートにつきましてはご誠意あるご対応誠にありがとうございます。今後も何かのご縁でご相談させていただくかもしれませんがその折にはよろしくお願いいたします。

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8月 31, 2024 · Posted in 家具金物(扉用アングル丁番etc)  
    

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